ソヴリンティ(牡4、W.モット厩舎)がブリーダーズCクラシックを制した一夜明けの11月1日朝(現地時間)、競走馬としてのキャリアを終え、種牡馬(子を残す役目の雄馬)として新たな道を歩み始めました。所有するダーレー・アメリカは、初年度の種付け料を15万ドル(約2370万円)と発表しています。
出来事の概要
ソヴリンティが種牡馬入りへ
米国のキーンランド競馬場の厩舎地区で、午前8時に馬運車へ乗り込んだソヴリンティは、約5キロ離れたジョナベルファームへ向かいました。前日の激闘の疲れを見せず、午前6時30分には穏やかな表情で草を食んでいたと伝えられています。
初年度種付け料は15万ドル
種付け料とは、牝馬を交配させる際に牧場へ支払う料金のことです。ダーレー・アメリカが発表した初年度の金額は15万ドルで、日本円では約2370万円にあたります。世界的な評価の高さがうかがえます。
背景にあるもの
ソヴリンティの戦績とG1の足跡
ゴドルフィンの勝負服で走り、通算成績は13戦8勝です。2025年にケンタッキーダービー、ベルモントS、トラヴァーズSを勝ち、米年度代表馬に輝きました。2026年はホイットニーSに続いてBCクラシックを制し、4戦2勝、2着1回、3着1回という安定した成績で年度代表馬の最有力候補になっています。
モット師が語った試練と証明
昨年のBCクラシックはレース数日前の発熱で回避し、今年9月のジョッキークラブゴールドCも膿瘍(おできのような症状)で見送るなど、万全の状態で大舞台に送り出す道のりは試練の連続でした。モット師(73)は「議論があるなら、そこで決着をつければいいのです」と語り、レースで実力を示した愛馬をたたえました。
ソヴリンティの種牡馬入りを整理
| 馬名 | ソヴリンティ(牡4・父イントゥミスチーフ) |
| 調教師 | ウィリアム・モット師 |
| 通算成績 | 13戦8勝 |
| 今後の拠点 | ジョナベルファーム(ダーレー・アメリカ) |
| 初年度種付け料 | 15万ドル(約2370万円) |
今後どうなるか
年度代表馬の行方に注目
モット師にとって年度代表馬は、1995年・96年のシガー、2023年のコディーズウィッシュに続く3頭目となります。北米で2年連続の年度代表馬が誕生すれば、2012年・13年のワイズダン以来の快挙です。選出の結果は、続報を待ちたいところです。
押さえておきたいポイント
- BCクラシックを制したソヴリンティは、一夜明けて競走馬を引退した
- 今後はジョナベルファームで種牡馬になる
- 初年度の種付け料は15万ドル(約2370万円)
- 2年連続の年度代表馬にも注目が集まる
管理人のひとこと
発熱や膿瘍といった苦難を乗り越え、最後の大一番で実力を証明して種牡馬へ向かう姿に、胸を打たれました。レースでの強さだけでなく、無事に走り続けた強さも感じます。次のステージでも、ソヴリンティの子どもたちが大舞台で活躍する日を楽しみにしたいです。
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