BCクラシック2026結果 ソヴリンティV、テーオーパスワード4着・フォーエバーヤング5着

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BCクラシック2026は現地10月31日(日本時間11月1日)、米ケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われ、J.アルバラード騎手が騎乗した米国のソヴリンティ(牡4歳、W.モット厩舎)が優勝しました。日本から出走したテーオーパスワード(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎)は4着、連覇がかかったフォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)は5着に終わり、1〜3着は米国調教馬が占めました。

レース結果

BCクラシック2026の勝ち馬と着順

勝ち時計はダート2000mで2分0秒36です。2着は3歳馬のザプーマ、3着は勝ち馬と同じモット厩舎のナイツブリッジで、モット厩舎は1着と3着を占めました。マグニチュードの出走取消で7頭立てとなったレースで、日本馬2頭は4着と5着に続いています。1着賞金は364万ドルです。

着順 馬番 馬名 性齢 騎手 調教師
1 2 ソヴリンティ 牡4 J.アルバラード W.モット
2 4 ザプーマ 牡3 J.カステリャーノ G.デルガド
3 7 ナイツブリッジ 牡5 L.サエス W.モット
4 1 テーオーパスワード 牡5 木村和士 高柳大輔(日本)
5 5 フォーエバーヤング 牡5 坂井瑠星 矢作芳人(日本)

各馬の着差、6着以下の着順、JRAの単勝などの払戻金は、公開時点で公式発表を確認できていないため掲載していません。確認でき次第、追記します。

JRAの3連単(BCクラシック=12R)

報道によると、米国馬3頭で決まった3連単(2-4-7)の配当は3万1900円でした。

レースの振り返り

フォーエバーヤングは2番手から直線で失速

5番ゲートのフォーエバーヤングは好スタートを決め、道中は2番手につけました。昨年は早めに先頭に立って押し切っており、今年も好位からレースを進める形です。しかし4コーナーを2番手で回ったあと、直線では伸びを欠き、上位争いから後退しました。

1番ゲートのテーオーパスワードは、インの3番手を追走しました。展望記事で触れたとおり、最内枠から包まれずに好位で流れに乗れるかが鍵でしたが、その位置を確保して運べたことが大きかったといえます。直線でもしぶとく脚を使い、フォーエバーヤングに先着しました。

ソヴリンティが米年度代表馬の力を示す

勝ったソヴリンティ(父イントゥミスチーフ)は、2025年にケンタッキーダービーなどを勝って米年度代表馬に選ばれた馬です。昨年は熱発でBCクラシックを回避しており、1年越しでフォーエバーヤングとの初対戦が実現しました。今年は8月のホイットニーSを圧勝したあと、前哨戦に予定していたジョッキークラブGCを左後肢の膿瘍で回避していましたが、大一番でしっかりと結果を出し、米国ダート路線の頂点に立ちました。

2着のザプーマ(父エッセンシャルクオリティ)は3歳馬で、ブリンカーを着けて集中力が増したと陣営が話していた馬です。3着のナイツブリッジ(父ナイキスト)は8月のパシフィッククラシックを勝っています。

日本馬の結果とコメント

テーオーパスワード(4着) 木村和士騎手「ポテンシャルが高い」

重賞未勝利で世界最高峰に挑んだテーオーパスワードは、4着と健闘しました。騎乗した木村和士騎手はレース後、「すごく馬が頑張ってくれた」と振り返り、「ポテンシャルが高い馬なので、それを大舞台で出してくれた」と評価しています。

2024年のケンタッキーダービーでも木村騎手と組んで5着(フォーエバーヤングは3着)に入った馬で、その後は骨折もありましたが、今年5月のアハルテケSを4馬身差で圧勝して復活しました。高柳大輔調教師は、マイルより2000mのほうが揉まれにくいと見てクラシックを選び、強敵相手に4着という結果を残しました。同じ高柳大厩舎のテーオーエルビスはこの日、BCスプリントで日本調教馬として初めて優勝しており、厩舎にとって忘れられない一日となりました。

フォーエバーヤング(5着) 藤田晋オーナー「悔しいよりも寂しい感じですね」

現地で観戦した藤田晋オーナーは、レース直後のインタビューで「悔しいよりも寂しい感じですね」と心境を明かしました。全力でこのレースに懸けてくれた陣営への感謝を述べ、愛馬には「お疲れさまと言いたい」と語っています。

フォーエバーヤングは来年からの種牡馬入りが決まっており、陣営は今秋を最終章と位置づけていました。矢作芳人調教師はレース前、「この後はレースの結果を踏まえて、オーナーと相談します」と話しており、今後については公開時点で発表されていません。

記録と今後

連覇はならず、ティズナウの記録は破られず

BCクラシックの連覇は、2000年・2001年のティズナウが唯一の例です。フォーエバーヤングは25年ぶり史上2頭目の連覇を目指しましたが、届きませんでした。それでも2024年3着、2025年1着、今年5着と3年連続で出走し、日本馬のBCクラシック挑戦の歴史を大きく塗り替えた存在であることに変わりはありません。

日本馬のBCクラシック最高着順は、昨年フォーエバーヤングが挙げた1着のままです。テーオーパスワードの4着は、1着、2023年デルマソトガケの2着、2024年フォーエバーヤングの3着に次ぐ成績となりました。

今後の予定

テーオーパスワード、フォーエバーヤングとも、今後の予定は公開時点で発表されていません。レース前の各馬の状態や全出走馬の紹介はBCクラシック2026展望に、この日のほかの日本馬の結果はブリーダーズC2026日本馬8頭の枠順と鞍上まとめにまとめています。

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管理人のひとこと

フォーエバーヤングの連覇はなりませんでしたが、3年続けて米国の大舞台で戦い抜いた姿には感謝しかありません。勝ったソヴリンティは、さすが米年度代表馬という強さでした。そしてテーオーパスワードの4着には胸が熱くなりました。テーオーエルビスの快挙と合わせ、高柳大厩舎にとって最高の一日ですね。2頭とも無事に帰ってきてほしいです。

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