2026年9月22日、中山競馬場の2歳新馬戦で、亡きリーチザクラウンの産駒ネオロマーネが8馬身差の圧勝を飾りました。伝説の新馬戦で2着だった父の血を引く、最終世代の一頭です。
出来事の概要
8馬身差の大差でデビュー勝ち
9月22日、中山6Rの2歳新馬戦(芝2000m・馬場は重)で、3番人気のネオロマーネ(牡2歳、美浦・松尾卓哉厩舎)が、1番人気テンポアニマートに8馬身もの差をつけて圧勝しました。横山武史騎手が手綱を取り、勝ちタイムは2分05秒1でした。
横山武史騎手「いろいろとうまくいった」
横山武史騎手はレース後、「馬場も含め、いろいろとうまくいった」と振り返りました。松尾卓哉調教師も「距離の下限は2000だと思っている。成長度もまだまだ」とコメントし、素質の高さと伸びしろの両方をうかがわせています。
背景にあるもの
伝説の新馬戦で2着だった父
父リーチザクラウンは2008年、京都の新馬戦でのちの皐月賞馬アンライバルドに次ぐ2着に入り、3着には後にGI6勝を挙げるブエナビスタがいたという「伝説の新馬戦」の当事者でした。掲示板に入った馬がそろって重賞ウイナーになったことで、今も語り継がれる一戦です。現役では2009年のきさらぎ賞を制し、日本ダービーでも2着に食い込んでいます。
新人調教師にとっても待望の白星
手綱を取った松尾卓哉調教師は、2025年に調教師試験に合格し、2026年3月に美浦で開業したばかりの新人です。開業からまだ半年ほどというタイミングでの重賞級の話題は、厩舎にとっても大きな弾みになりそうです。
ネオロマーネのプロフィール
| 父 | リーチザクラウン |
| 母 | エリンズロマンス |
| 母の母 | エリンコート(2011年優駿牝馬) |
| 所属 | 美浦・松尾卓哉厩舎 |
今後どうなるか
最終世代、あと6頭が続く
リーチザクラウンは2024年3月、肺水腫のため18歳で亡くなりました。ネオロマーネは種牡馬としての最後の世代にあたる産駒の一頭で、同世代にはあと6頭が名を連ねているとされます。この先、どんな走りを見せてくれるのか注目が集まります。今回の圧勝を受け、インターネット上でも「最後に大物」「渋すぎる」といった声が上がりました。
押さえておきたいポイント
- ネオロマーネが中山の新馬戦を8馬身差で圧勝
- 父は亡きリーチザクラウン、最終世代の産駒
- 母の母は2011年オークス馬エリンコート
- 同世代の最終世代産駒はあと6頭とされる
管理人のひとこと
リーチザクラウンといえば、あの伝説の新馬戦で見せた2着という結果が、のちに皐月賞馬とGI6勝馬を輩出する舞台になっていたことを思うと、血の巡り合わせの不思議さを感じずにはいられません。種牡馬としての最後の便りが、これほど鮮烈な大差勝ちだったというのは、ファンにとって何よりの贈り物だったのではないでしょうか。もう新しい産駒に出会えないという寂しさもありますが、最終世代の走りをひとつひとつ見届けていきたいと思います。
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