JBCクラシック2026の選定馬12頭が決まりました。JBC実行委員会が10月19日に出走馬選定委員会を開き、UAEダービー覇者のワンダーディーンや、東京記念で重賞初制覇を果たしたセラフィックコールなどが名を連ねています。最終的な出走馬と騎手、枠順は10月30日に決まります。
出来事の概要
JBCクラシック2026の選定馬12頭が発表
JBC競走は、地方競馬の各地を持ち回りで会場に、ダートの各カテゴリーの頂点を決める競走をまとめて行う「ダート競馬の祭典」です。2026年は11月3日に金沢競馬場と門別競馬場で行われます。その中心となるのが、中長距離の王者を決めるJBCクラシック(Jpn1)です。
「選定馬」とは、登録した馬の中から実績などをもとに出走できる馬として選ばれた馬のことです。今回、JBCクラシックの選定馬として発表されたのは次の12頭です(カッコ内は性齢と所属)。アウトレンジ(牡6・栗東・大久保)、オディロン(牡7・兵庫・森沢)、カゼノランナー(牡5・栗東・松永)、サントノーレ(牡5・大井・荒山)、ストレングス(牡5・栗東・寺島)、セラフィックコール(牡6・川崎・内田)、ダンテバローズ(牡6・兵庫・新子)、ベアバッキューン(牡4・川崎・鈴木義)、ホウオウルーレット(牡7・美浦・栗田)、ユメノホノオ(牡6・高知・田中守)、リコースパロー(牡4・大井・荒山)、ワンダーディーン(牡3・栗東・高柳大)。
騎手が決まっているのはホウオウルーレットのみ
発表の時点で騎手が決まっていたのは、岩田康誠騎手が騎乗予定のホウオウルーレットだけで、残る11頭はいずれも「未定」となっています。ホウオウルーレットは9月22日に金沢競馬場で行われた白山大賞典を制しており、JBCの開催地の一つでもある金沢で結果を出したうえでの参戦です。
背景にあるもの
JRA勢と地方勢が入りまじる顔ぶれ
12頭の内訳を見ると、JRA所属が5頭、地方所属が7頭です。地方勢は大井・川崎の南関東から4頭、兵庫から2頭、高知から1頭と、各地から有力馬が集まりました。大井の荒山厩舎からはサントノーレとリコースパローの2頭が選ばれています。
川崎のセラフィックコールは、9月16日の東京記念を1番人気にこたえて勝ち、重賞初制覇を果たしたばかりです。東京記念を制した後、次の目標をJBCクラシックに定めていたセラフィックコールは、予定どおり選定馬に入りました。JRAのストレングスは、10月12日の南部杯2026でメイショウハチローの2着に逃げ粘ったばかりの1頭です。
JBCクラシック2026選定のポイントを整理
| 開催日 | 11月3日(JBC競走は金沢・門別で実施) |
| 選定委員会 | 10月19日に開催し選定馬を決定 |
| 選定馬の数 | 12頭(JRA5頭・地方7頭) |
| 年齢の内訳 | 3歳1頭、4歳2頭、5歳3頭、6歳4頭、7歳2頭 |
| 最終決定 | 出走馬・騎手・枠順は10月30日に決定 |
今後どうなるか
唯一の3歳馬ワンダーディーンに注目
選定馬のなかで3歳はワンダーディーンただ1頭です。ワンダーディーンは3月にドバイのUAEダービーを勝ち、その後アメリカのケンタッキーダービーにも挑戦した国際派です。選定馬のほかの11頭はすべて4歳以上の古馬で、年上の実力馬を相手にどこまで戦えるかが注目されます。
出走馬と騎手、枠順が正式に決まるのは10月30日です。現時点では騎手が未定の馬がほとんどのため、どの騎手がどの馬に乗るのかも大きな見どころになります。同じ11月3日の金沢では、JBCスプリントも行われる予定です。
押さえておきたいポイント
- JBCクラシック2026の選定馬は12頭で、10月19日に決定
- ワンダーディーンは選定馬で唯一の3歳馬、セラフィックコールは東京記念の勝ち馬
- 騎手が決まっているのは岩田康誠騎手のホウオウルーレットのみ
- 最終的な出走馬・騎手・枠順は10月30日に決まる
関連記事:ホウオウルーレットが白山大賞典V 岩田康誠騎手は歴代最多6勝目
管理人のひとこと
JRAの実力馬に、南関東や兵庫、高知の地方馬が入りまじる顔ぶれを見るだけで、JBCらしいお祭りの空気を感じてわくわくします。海外を経験してきた3歳のワンダーディーンが年上の馬たちにどんな走りを見せるのか、とても楽しみです。金沢の白山大賞典を勝ったホウオウルーレットにも注目しつつ、10月30日の正式な発表を待ちたいと思います。
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