9月18日(日本時間19日)、米ベルモントパーク競馬場のジョッキークラブゴールドカップ(G1)を制したフォーエバーヤング。レース後、矢作芳人調教師と鞍上の坂井瑠星騎手が、それぞれ勝利の舞台裏を語りました。
矢作芳人調教師のコメント
「勝つことが大事だったので結果には満足していますが、今日のパフォーマンスではブリーダーズカップは勝てないので、ここからいかに上げていくかを今から考えています。時計的にはまぁまぁですが、(坂井瑠星)騎手は馬場が重いように感じたということで、良い時はもっと沈むイメージがあるので、ちょっと浮ついた走りに自分としては感じました」
レース中盤で先団につけた理由については、次のように説明しています。
「逃げ切られるのが嫌だったので、常に(前の馬を)射程圏に入れて、早め早めということは指示していました」
現地ファンの声援にも触れ、感慨深げにこう振り返りました。
「本当にホームみたいで、アメリカの方が皆さんフォーエバーヤングを応援してくれているのがよくわかって、温かい気持ちになりました」
また、別のインタビューでは記念すべき一戦を制した喜びと、本番への課題をこう語っています。
「まず、このベルモントの記念すべき日に勝てたことを何よりもうれしく思います。今日は休み明けの感じで、彼本来の走りではなかったので、ブリーダーズカップに向けて、もっと成長させていきたい」
坂井瑠星騎手のコメント
レース直後の馬上インタビューでは、英語でこう応じています。
「彼はここで美しい走りをしてくれました。グレートパフォーマンスです。彼はベルモントの滞在をエンジョイしていました」
ブリーダーズカップへの手応えについては、力強くこう語っています。
「私の騎手人生で最大の瞬間です。私はすごく彼を信じているし、誇りに思っているし、ブリーダーズカップを楽しみにしています」
一方で、レース内容そのものについては冷静に振り返っています。
「頭数的にも、メンバー的にも、なんとなく負けられない雰囲気でしたのでまずは無事に勝つことができてほっとしています。久々に緊張しました」「正直最後の直線の動きに関してはまだ物足りないです。半年ぶりなので、こんなものかなという感じ」
押さえておきたいポイント
- 矢作芳人調教師は「今日のパフォーマンスではブリーダーズカップは勝てない」と気を引き締めるコメント
- レース中は「逃げ切られるのが嫌」で早めに先団につける指示を出していた
- 坂井瑠星騎手は「騎手人生で最大の瞬間」とブリーダーズカップへの期待を語る
- 一方で「最後の直線はまだ物足りない」と半年ぶり実戦の課題も口にした
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管理人のひとこと
勝っても浮かれず、「本番ではまだ勝てない」と言い切る矢作芳人調教師の姿勢に、チャンピオン厩舎としての矜持を感じます。坂井瑠星騎手の「騎手人生で最大の瞬間」という言葉も、フォーエバーヤングという馬への信頼の厚さを物語っています。現地ファンの声援に「ホームみたい」と感じたというエピソードも心温まります。ブリーダーズカップ本番まで、どんな仕上げを見せてくれるのか楽しみです。
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