セレクトセールで5億9000万円の値をつけたエムズビギンに、新たな手綱が託されました。初めて跨った名手は「さすがにいい馬」と口にしています。
出来事の概要
神戸新聞杯へ、武豊騎手が初騎乗
エムズビギン(牡3・栗東、友道康夫厩舎)は9月9日、9月21日の神戸新聞杯(G2・阪神芝2400m)に向けて1週前追い切りを行いました。CWコースで武豊騎手を背に、不良馬場発表のなか6ハロン79秒9-11秒9のタイムをマーク。武豊騎手にとってはこの日が初めてのコンタクトで、まずはどんな馬なのかを確かめる意味合いの強い一本になりました。
ダービー14着からの乗り替わり
エムズビギンは日本ダービーで14着に終わっており、神戸新聞杯では主戦騎手を武豊騎手に乗り替えて臨みます。2024年のセレクトセール1歳市場で5億9000万円という高値で取引された素質馬だけに、新コンビでの巻き返しに注目が集まっています。
背景にあるもの
エムズビギンのプロフィール
| 所属 | 栗東・友道康夫厩舎 |
| 血統 | 父キタサンブラック |
| セール価格 | 2024年セレクトセール1歳市場で5億9000万円 |
| 直近 | 日本ダービー14着 |
武豊騎手が感じた課題と手応え
追い切り後、武豊騎手は「やっぱり引っかかるね。前に馬がいたら追いかけてしまうし、そのあたりは課題」と率直な感想を口にしました。一方で「さすがにいい馬です」とも語っており、高額馬らしい素質の高さは初コンタクトでも十分に伝わったようです。不良馬場という難しい条件のなかでのタイムだったことも、評価を後押ししたとみられます。
今後どうなるか
折り合いの改善が巻き返しの鍵に
課題として挙がった掛かり癖をレースまでにどこまで解消できるかが、巻き返しの鍵を握りそうです。名手の手にかかり、ダービーでは出し切れなかった力をどこまで引き出せるか注目されます。あと1週間、本番に向けてどのような調整が組まれるのかにも目が離せません。
押さえておきたいポイント
- エムズビギンが9月21日の神戸新聞杯に向け始動、鞍上は武豊騎手
- 2024年セレクトセールで5億9000万円の高値がついた素質馬
- 武豊騎手は掛かり癖を課題に挙げつつ素質の高さを評価
管理人のひとこと
高額で取引された馬というのは、それだけで注目を浴びる一方、結果が出なければ厳しい目を向けられがちです。エムズビギンもダービーでは力を出し切れませんでしたが、初めて跨った武豊騎手が素直に「いい馬」と評したことは、素質そのものが色褪せていない証だと感じます。課題を課題のまま終わらせず、名手とのコンビでどう化けていくのか、神戸新聞杯でのレースぶりが楽しみです。値段の話題ばかりが先行しがちな馬だからこそ、レースぶりそのもので評価される日が来てほしいと思わずにはいられません。
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