BCターフ2026結果 ベンヴェヌートチェッリーニが優勝、ディープモンスターは14着

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BCターフ2026は現地10月31日(日本時間11月1日早朝)、米ケンタッキー州のキーンランド競馬場の芝2400mで行われ、R.ムーア騎手が騎乗したアイルランドのベンヴェヌートチェッリーニ(牡3歳、A.オブライエン厩舎)が優勝しました。馬群の間から抜け出し、愛ダービーに続くG1・2勝目を挙げています。日本から挑んだディープモンスター(牡8歳、栗東・池江泰寿厩舎)は好スタートから逃げましたが、直線で力尽きて14着でした。

レース結果

BCターフ2026の勝ち馬と着順

勝ちタイムは2分27秒50で、2着との着差は3/4馬身でした。2着はフランスのマップオブスターズ(セン5歳、F.グラファール厩舎)、3着はベンヴェヌートチェッリーニと同じA.オブライエン厩舎のダイヤモンドネックレス(牝3歳)です。マップオブスターズは補欠1番手から出走取消による繰り上がりで出走した馬で、そのチャンスを生かして2着に入りました。14頭立てのレースで、ディープモンスターは最下位の14着でした。

着順 馬名 性齢 騎手 調教師
1着 ベンヴェヌートチェッリーニ(Benvenuto Cellini) 牡3 R.ムーア A.オブライエン(愛)
2着 マップオブスターズ(Map of Stars) セ5 J.ドイル F.グラファール(仏)
3着 ダイヤモンドネックレス(Diamond Necklace) 牝3 C.スミヨン A.オブライエン(愛)
14着 ディープモンスター 牡8 T.マーカンド 池江泰寿(日)

レースの振り返り

ディープモンスターが逃げてレースを引っ張る展開

14番ゲートから出たディープモンスターは好スタートを切り、そのまま先頭に立ちました。主導権を握ると、道中も淡々と隊列を引っ張っています。芝コースを1周以上するキーンランドの2400mで、最後まで先頭を譲らずに直線へ向きました。

しかし直線に入ったところで失速し、馬群に沈みました。逃げの手に出て見せ場はつくったものの、欧州の一線級を相手に最後まで粘り込むことはできませんでした。

ベンヴェヌートチェッリーニの勝因

勝ったベンヴェヌートチェッリーニは2番ゲートからの発走でした。展望記事でも触れたとおり、JRAの出走馬紹介では先行力が持ち味とされていた馬です。レースでは馬群の間から抜け出し、2着マップオブスターズに3/4馬身差をつけてゴールしました。

前走の凱旋門賞は9着に敗れていましたが、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSでは古馬相手に3着に入っていた実力馬です。父Frankel(フランケル)、母Newspaperofrecord、母の父Lope de Vegaという血統で、愛ダービー馬が米国の大舞台で2つ目のG1タイトルを手にしました。事前の想定オッズで最上位だった同厩のダイヤモンドネックレスも3着に入り、オブライエン厩舎の層の厚さを示す結果となりました。

日本馬の結果とコメント

ディープモンスターは逃げるも14着

T.マーカンド騎手が騎乗したディープモンスターは、好スタートから逃げの手に出て直線も先頭で迎えましたが、最後は力尽きて14着に敗れました。昨年10月の京都大賞典で重賞初制覇を飾り、今年2月にはカタールのアミールトロフィーで重賞2勝目を挙げた8歳馬です。3歳時にはクラシック3冠をすべて走るなど早くから活躍してきた馬で、年齢を重ねてから海外にも活躍の場を広げてきました。

管理する池江泰寿調教師にとっては、2012年にトレイルブレイザーで4着だったとき以来、14年ぶりのBCターフ挑戦でした。この記事を公開した時点では、陣営のレース後コメントは確認できていません。

記録と今後

R.ムーア騎手がBCターフ単独最多の6勝目

英語版Wikipediaの記録によると、R.ムーア騎手のBCターフ勝利は今回で6勝目となり、L.デットーリ騎手と並んでいた5勝から抜け出して単独の最多記録になりました。A.オブライエン調教師もこのレース8勝目で、調教師の最多勝記録を伸ばしています。

日本馬の最高着順は2着のまま

日本調教馬のBCターフ挑戦はのべ5頭目でしたが、初勝利はなりませんでした。これまでの成績は、2012年トレイルブレイザーの4着、2023年シャフリヤールの3着、2024年ローシャムパークの2着とシャフリヤールの3着です。日本馬の最高着順は2024年ローシャムパークの2着のままとなりました。

レース前の展望はBCターフ2026展望 ディープモンスターが挑む芝2400m、有力馬と歴史を解説で、ブリーダーズC全体の日本馬の顔ぶれと各レースの結果はブリーダーズC2026日本馬8頭の枠順と鞍上まとめで紹介しています。

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管理人のひとこと

ベンヴェヌートチェッリーニとムーア騎手、オブライエン厩舎の強さをあらためて見せつけられた一戦でした。3歳でこの舞台を勝ち切るのは見事です。ディープモンスターは結果こそ14着でしたが、8歳にして世界の強豪を相手に堂々とハナを切り、直線まで先頭で見せ場をつくってくれました。長い遠征、本当にお疲れさまでした。無事に帰国してくれることを願っています。

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