天皇賞(秋)2026の出走予定馬と鞍上が、最終追い切りを終えてほぼ出そろいました。第174回天皇賞・秋は11月1日に東京競馬場の芝2000mで行われ、連覇を狙うマスカレードボールと、C.デムーロ騎手を迎えるクロワデュノールを中心に、4歳から7歳の実力馬と唯一の3歳馬が顔をそろえます。
天皇賞(秋)2026の基本情報
日程・競馬場・距離
第174回天皇賞・秋(G1)は、11月1日に東京競馬場の芝2000mで行われます。3歳以上の馬が出走でき、3歳馬は古馬(4歳以上)より2キロ軽い斤量(馬が背負う重さ)で走れるのが特徴です。ここ5年では2021年エフフォーリア、2022年イクイノックス、2025年マスカレードボールと、3歳馬が3頭も勝っています。
秋の古馬王道路線の初戦
天皇賞(秋)は、ジャパンカップ、有馬記念へと続く秋の古馬王道路線の第1弾です。ここでの結果が、その後のローテーションを大きく左右します。仕組みは秋古馬三冠の達成馬と褒賞金の解説も参考にしてください。
有力馬と鞍上を整理
クロワデュノール(牡4歳)とC.デムーロ騎手
クロワデュノール(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)は、秋の始動戦で天皇賞(秋)に挑みます。10月28日の最終追い切りは、C.デムーロ騎手が騎乗して栗東のCWコースで3頭併せを行い、首差の最先着。斉藤崇調教師は「最後の確認という意味ではいい追い切りができた」と話しています。C.デムーロ騎手は「バランスと体つきが成長しています」と手応えを語りました。詳しくはクロワデュノールとC.デムーロ騎手の追い切り記事をどうぞ。
マスカレードボール(牡4歳)は連覇に挑戦
連覇を狙うマスカレードボール(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)は、10月28日に美浦の坂路で併せ馬を行い、54秒1―12秒4をマークしました。手塚久調教師は「十分に仕上がっているなという印象」と話し、昨年勝った東京コースについても「一番いいと思っている」と自信をのぞかせています。鞍上は、C.ルメール騎手で歴代最多タイとなる天皇賞(秋)7勝目がかかります。詳しくはルメール騎手の7勝目に挑む記事で紹介しています。
レガレイラ(牝5歳)は6年ぶりの牝馬制覇へ
レガレイラ(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)は、美浦のWコースで3頭併せを消化し、外のアルセナールと併入しました。宝塚記念7着とオールカマー4着は、ここ2戦とも道悪が影響したとされています。牝馬が勝てば2020年のアーモンドアイ以来、6年ぶりです。木村調教師は「当日の気配や、返し馬の質を重視して、丁寧にやっていきたい」と話しています。
リアライズシリウス(牡3歳)は唯一の3歳馬
皐月賞2着のリアライズシリウスは、同じ手塚久厩舎でマスカレードボールの後輩にあたり、今回出走する唯一の3歳馬です。初めて古馬と対戦した前走の毎日王冠は7着でしたが、手塚久調教師は「今回は中身が全然違う」と調整の手応えを語っています。
シェイクユアハートと古川吉洋騎手
札幌記念をコースレコードで勝ったシェイクユアハートには、古川吉洋騎手が騎乗します。勝てば、1997年の阪神3歳牝馬S以来となる28年11か月1日ぶりのG1制覇で、騎手のG1勝利間隔としては最長記録になります。谷助手のコメントは谷助手のコメント記事、古川吉騎手の思いは古川吉洋騎手の記事にまとめました。
セイウンハーデス(牡7歳)はラストラン
毎日王冠を制したセイウンハーデスは、天皇賞(秋)が引退レースとなります。幸英明騎手と橋口慎介調教師がコンビを組み、闘病から競馬場に戻った西山茂行オーナーへの思いも込めて最後の一戦に臨みます。橋口調教師のコメントはセイウンハーデスのラストラン記事で紹介しています。
ジュンブロッサム(牡7歳)と杉原誠人騎手
ジュンブロッサム(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)には杉原誠人騎手が騎乗し、G1初制覇を狙います。前走のオクトーバーSは0秒1差の3着で、末脚が生きる展開になれば見せ場があるとされています。
出走予定馬と鞍上の一覧
| 馬名 | 年齢・所属 | 鞍上 | ポイント |
| クロワデュノール | 牡4歳・栗東 | C.デムーロ | 秋の始動戦、CWで首差の最先着 |
| マスカレードボール | 牡4歳・美浦 | C.ルメール | 連覇を狙う、坂路で併せ馬 |
| レガレイラ | 牝5歳・美浦 | ― | 6年ぶりの牝馬制覇へ、Wコースで併入 |
| リアライズシリウス | 牡3歳・美浦 | ― | 唯一の3歳馬、皐月賞2着 |
| シェイクユアハート | ― | 古川吉洋 | 札幌記念をコースレコードで勝利 |
| セイウンハーデス | 牡7歳・栗東 | 幸英明 | ラストラン、毎日王冠の勝ち馬 |
| ジュンブロッサム | 牡7歳・栗東 | 杉原誠人 | G1初制覇に挑む |
※鞍上が「―」の馬は、確認できた元記事に記載がなかったものです。確定した騎手は、発表され次第このページで更新します。
今後どうなるか
枠順発表と当日までの見どころ
枠順は、レースの数日前に発表されます。東京の芝2000mは、スタート直後のコーナーまでの距離が短く、枠順が位置取りに影響しやすいコースです。日曜の本番に向け、最終追い切りの仕上がりをまとめた記事もあわせてご覧ください。
押さえておきたいポイント
- 第174回天皇賞・秋は11月1日、東京競馬場の芝2000mで行われます。
- 連覇を狙うマスカレードボールに、クロワデュノールがC.デムーロ騎手で挑みます。
- レガレイラが勝てば、2020年のアーモンドアイ以来6年ぶりの牝馬制覇です。
- 古川吉洋騎手が勝てば、騎手のG1勝利間隔として最長の28年11か月1日ぶりになります。
管理人のひとこと
連覇に挑む王者、成長を見せる4歳の実力馬、そしてラストランに臨むセイウンハーデスと、それぞれに物語がある天皇賞(秋)です。古川吉洋騎手の長い道のりや、闘病を乗り越えて競馬場に戻ったオーナーの思いも胸に響きます。どの陣営も万全の状態で、悔いのない走りを見せてくれることを願いながら、日曜を楽しみに待ちたいと思います。
実はこのブログの管理人、Amazon・楽天・Yahoo!を横断して最安値を一発で探せる比較サイト「sokone(そこね)」も作っています。お買い物の前に、よかったら使ってみてください。
sokoneを見てみる
コメント