【セレクトセール2026・2日目】リバティ半弟4億1000万!種牡馬・購買者別ランキングまとめ

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国内最大の競走馬セリ「セレクトセール2026」は7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目(当歳馬セッション)を迎えました。3冠牝馬リバティアイランドの半弟「ヤンキーローズの2026」が4億1000万円をつけるなど、初日に負けない熱狂の一日に。トップ30から種牡馬別・販売者別・購買者別まで、各種ランキングを表でわかりやすくまとめます。

初日の1歳セッションから一夜明け、セレクトセール2026もいよいよ最終日。2日目の7月14日は当歳馬(今年=2026年生まれの仔馬)セッションです。

「◯◯の2026」という馬名は、今年の春に生まれたばかりの、まだ生後数か月の仔馬たち。文字どおり”まっさら”な状態で、母馬の血統と馬体の将来性だけを頼りに億単位の値が付いていくのですから、初日以上に”目利き”と”夢見る力”が問われるセッションと言えるかもしれません。

管理人のような庶民には縁遠い金額が飛び交いますが、「この母馬にこの父を配したのか」「あの名牝の弟妹が出るのか」と血統ロマンを追いかけるのは、やっぱり最高に楽しい。それでは最終日の熱狂を、各種ランキングで振り返っていきましょう。


① 落札価格トップ30 — “お嬢さん”の弟が主役に

まずは、2日目に高値で競り落とされた上位30頭です。

順位上場馬名落札価格購買者
1ヤンキーローズの2026キタサンブラック4億1000万エムズレーシング
2デアリングタクトの2026イクイノックス3億3000万ANIMAレーシング
3ファンスターの2026イクイノックス3億1000万(株)ダノックス
4ウェイヴェルアベニューの2026キタサンブラック3億藤田 晋
5コミッショニングの2026キズナ2億7000万Y’s consignment sales
6アルマラの2026サートゥルナーリア2億6000万国本 哲秀
7コッパの2026ドウデュース2億5000万(株)ミクニ
8アーモニーズエンジェルの2026イクイノックス2億5000万藤田 晋
9ルースレスデイムの2026キズナ2億1000万藤田 晋
10キングズハーレクイーンの2026イクイノックス2億藤田 晋
11ミラマーの2026キズナ2億ベラジオレーシング
12タムニアの2026キタサンブラック2億里見 治
13スコティッシュスターの2026キタサンブラック1億9000万(株)ダノックス
14リバティハイツの2026イクイノックス1億9000万角田 明子
15アマガンセットの2026キタサンブラック1億7000万(株)ダノックス
16ナイセストの2026キタサンブラック1億6000万(同)TO RACING
17カルタエンブルハーダの2026イクイノックス1億6000万Hishi Partners(同)
18サンタフェチーフの2026エピファネイア1億6000万里見 治
19ローズベリルの2026キズナ1億6000万田畑 利彦
20インカーヴィルの2026アドマイヤマーズ1億5000万小笹 芳央
21パントンの2026キズナ1億5000万前田 良平
22クイーンズキトゥンの2026エフフォーリア1億4000万ANIMAレーシング
23アートハウスの2026コントレイル1億4000万前田 幸治
24ダンダラの2026イクイノックス1億3500万藤田 晋
25レズーの2026キタサンブラック1億3000万Y’s consignment sales
26オールドタイムワルツの2026コントレイル1億2500万(株)ノースヒルズ
27シャドウマリアの2026キタサンブラック1億2000万鈴木 剛史
28クイーンビーⅡの2026ジャスティンミラノ1億1500万迫田 三果子
29スガオノママデの2026セリフォス1億1500万廣崎利洋HD(株)
30ベレッツァデアルテアガの2026キタサンブラック1億1500万STレーシング

※金額はすべて税抜き

解説

2日目、そして当歳セッション初の4億円超えとなったのが、上場番号401番「ヤンキーローズの2026」(牡・父キタサンブラック)の4億1000万円。母ヤンキーローズはオーストラリアの2歳・3歳牝馬チャンピオンで、半姉はあの2023年牝馬三冠馬リバティアイランド。主戦の川田将雅騎手が”お嬢さん”と呼んで愛された名牝の弟とあって、リザーブ価格1億円からセリ人が息をつく間もなく声が掛かり、一気に4億円台へと駆け上がりました。落札したのはスティンガーグラスやハーパーなどで知られるエムズレーシングです。

2位には、こちらも無敗の牝馬三冠馬を母に持つ「デアリングタクトの2026」(父イクイノックス)が3億3000万円(ANIMAレーシング)。3位「ファンスターの2026」(父イクイノックス)3億1000万円(ダノックス)と、上位は”名牝×人気種牡馬”の超良血がずらり。当歳セッションらしく、母の実績がそのまま価格に直結する結果となりました。

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管理人の感想

いや〜、リバティアイランドの弟と聞くだけで胸が熱くなりますね。あの”お嬢さん”の弟が父キタサンブラックという配合だけでも夢が広がるのに、それを4億1000万で仕留めるエムズレーシングの本気度たるや。生産者サイドも「誰が見てもいいと言うくらい」と太鼓判を押したそうで、期待の大きさが伝わってきます。

2位のデアリングタクトの仔も見逃せません。落札額3億3000万に対し、生産側は「目指せ1億だった。本当に驚きました」とコメントしたとか。売る側の想定を大きく超える金額が飛び出すのが、名牝の初仔・良血馬の恐ろしいところです。三冠牝馬たちの子供が同じ舞台に並ぶなんて、数年前には考えられなかった光景。競馬の血の物語は、こうして次の世代へと確実に受け継がれていくんですね。


② 種牡馬別ランキング|落札頭数順 TOP10 — 当歳でもキタサンブラックが席巻

どの父の産駒が多く売れたか、産駒の”層の厚さ”がわかるランキングです。

順位父(種牡馬)落札頭数合計落札額最高額平均額
1キタサンブラック18頭24億3000万4億1000万約1億3500万
2イクイノックス15頭21億8300万3億3000万約1億4553万
3サートゥルナーリア12頭8億200万2億6000万約6683万
4コントレイル12頭7億600万1億4000万約5883万
5エピファネイア12頭6億8300万1億6000万約5692万
6ナダル12頭4億5600万6000万約3800万
7キズナ10頭14億200万2億7000万約1億4020万
8ドウデュース9頭7億700万2億5000万約7856万
9ロードカナロア8頭3億6200万8200万約4525万
10スワーヴリチャード7頭5億700万1億1000万約7243万

解説

頭数トップは初日に続いてキタサンブラックで、当歳では18頭とさらに数を伸ばしました。2位イクイノックスも15頭と多く、この2頭が当歳セッションでも別格の存在感。3〜6位にはサートゥルナーリア、コントレイル、エピファネイア、ナダルが12頭で並びました。

注目は8位に初登場したドウデュース。今年が初年度産駒(=当歳が初めてセリに出る世代)で、9頭が落札され最高2億5000万円。1頭目こそ9600万円でしたが、4頭目でついに億超えを突破するなど、”新種牡馬デビュー”として上々の滑り出しとなりました。

管理人の感想

キタサンブラック、1歳でも当歳でも頭数トップって、もう完全に生産界のスタンダードですね。18頭も出して平均1億3500万をキープするのは驚異的です。

そして個人的に注目しているのがドウデュース。あの武豊騎手とのコンビでファンを熱狂させた名馬が、今度は父として初めてセリの舞台に立ちました。1頭目を落札した近藤旬子オーナーが「ドウデュースの子で友道先生に預けて夢の続きを見たい」と語ったそうで……もう、こういうエピソードに弱いんです。数年後、ドウデュース産駒がターフを走る日を想像するだけでワクワクしますね。初年度からしっかり需要があったのは、種牡馬としても幸先の良いスタートだと思います。


③ 種牡馬別ランキング|合計落札額順 TOP10 — キズナが単価で存在感

同じ種牡馬別を、合計金額で並べ替えます。

順位父(種牡馬)合計落札額落札頭数最高額平均額
1キタサンブラック24億3000万18頭4億1000万約1億3500万
2イクイノックス21億8300万15頭3億3000万約1億4553万
3キズナ14億200万10頭2億7000万約1億4020万
4サートゥルナーリア8億200万12頭2億6000万約6683万
5ドウデュース7億700万9頭2億5000万約7856万
6コントレイル7億600万12頭1億4000万約5883万
7エピファネイア6億8300万12頭1億6000万約5692万
8スワーヴリチャード5億700万7頭1億1000万約7243万
9ナダル4億5600万12頭6000万約3800万
10ドレフォン3億9100万7頭9400万約5586万

解説

合計額でもキタサンブラック(約24億3000万)、イクイノックス(約21億8300万)が2トップ。当歳セッションの売上を、この2頭が牽引しました。

注目は3位のキズナ。頭数は10頭とトップ層より少ないものの、平均約1億4000万という高単価で合計14億円台に到達。イクイノックスとほぼ変わらない1頭あたりの評価を得ています。数を絞りつつ高値を連発する、まさに”実力派の中堅エース”といった立ち位置です。

管理人の感想

キズナの安定感、素晴らしいですね。ディープインパクト産駒の後継種牡馬として、産駒がコンスタントに走り続けている実績が、こうして高い平均単価という形でしっかり反映されています。派手さでは新種牡馬に譲る場面もありますが、「買えば走る」という信頼はやはり強い。

種牡馬別ランキングを1歳・当歳と通して眺めると、キタサンブラックとイクイノックスの”二枚看板”に、キズナやエフフォーリアといった実力派が絡む——という現代競馬の勢力図がくっきり見えてきます。血統の流行り廃りを追いかけるのも、セリならではの楽しみ方ですね。


④ 販売者別ランキング|落札頭数順 TOP10 — ノーザン系が最終日も中心

どの牧場(販売者)が多くの馬を売ったかのランキングです。

順位販売者落札頭数合計落札額最高額平均額
1(有)ノーザンレーシング59頭52億8400万4億1000万約8956万
2(株)社台ファーム41頭27億800万2億5000万約6605万
3ノーザンファーム20頭15億8000万2億7000万約7900万
4吉田 俊介10頭10億2400万2億5000万約1億240万
5(有)グランド牧場10頭8億3200万1億3000万約8320万
6岡田スタッド9頭6億8400万3億3000万約7600万
7追分ファーム9頭4億5400万8200万約5044万
8(株)チャンピオンズファーム6頭2億200万9800万約3367万
9(有)千代田牧場5頭4億3600万1億9000万約8720万
10(株)アスラン5頭1億6300万5000万約3260万

解説

最終日もノーザンレーシングが59頭で頭数トップ。最高額のヤンキーローズの2026(4億1000万)を送り出しつつ、平均約8956万円をキープする横綱相撲でした。社台ファーム(41頭)、ノーザンファーム(20頭)と続き、上位3牧場は初日同様に社台系が独占しています。

初日と少し顔ぶれが変わったのは中位です。6位の岡田スタッドは、2位馬デアリングタクトの2026(3億3000万)を送り出して存在感を発揮。9頭ながら最高3億3000万円という当たりを引き当てました。

管理人の感想

やはりノーザンレーシングは強い。1歳・当歳の両セッションで頭数トップを走り、しかもどちらもこの日の最高額馬を出しているわけですから、生産力・繁殖力のレベルが頭ひとつ抜けています。

個人的に嬉しかったのは、岡田スタッドのような社台系以外の牧場が上位に食い込んできたこと。デアリングタクトという歴史的名牝を生産・育てた牧場が、その娘の初仔でまた高額落札を叩き出す——こういう”物語のある牧場”が輝く瞬間は、セリを見ていて何より胸が熱くなります。大手一強ではない多様性が、市場全体の面白さを支えているんだなと感じます。


⑤ 販売者別ランキング|合計落札額順 TOP10 — 売上でもノーザンが独走

同じ販売者を、売上金額で並べます。

順位販売者合計落札額落札頭数最高額平均額
1(有)ノーザンレーシング52億8400万59頭4億1000万約8956万
2(株)社台ファーム27億800万41頭2億5000万約6605万
3ノーザンファーム15億8000万20頭2億7000万約7900万
4吉田 俊介10億2400万10頭2億5000万約1億240万
5(有)グランド牧場8億3200万10頭1億3000万約8320万
6岡田スタッド6億8400万9頭3億3000万約7600万
7追分ファーム4億5400万9頭8200万約5044万
8(有)千代田牧場4億3600万5頭1億9000万約8720万
9(株)チャンピオンズファーム2億200万6頭9800万約3367万
10木村秀則(株)1億7000万1頭1億7000万約1億7000万

解説

売上ランキングもノーザンレーシングが約52億8400万で圧勝。頭数・金額ともに完全な独走で、この日の売上のおよそ3分の1を1牧場で叩き出した計算になります。4位の吉田俊介氏(個人の販売者)が10頭で約10億2400万、平均約1億240万と高単価をマークしているのも目を引きます。

10位には、わずか1頭の上場ながら1億7000万円で落札された木村秀則(株)がランクイン。少数精鋭で高額馬を送り込む販売者も、しっかり存在感を示しました。

管理人の感想

ノーザンレーシングの独走ぶりは、もはや「安定の強さ」を通り越して圧巻の一言。ただ、こうして見ると、吉田俊介氏や木村秀則(株)のように”数は少なくても高く売る”販売者がちゃんと上位に顔を出しているのが面白いところです。

大量に出して平均を稼ぐ大手と、厳選した1頭を高値で仕留めさせる小規模生産者。どちらの戦い方にもドラマがあって、セリという市場の奥深さを感じます。少頭数の牧場から将来のスターホースが出てきたら……なんて想像すると、ランキングの数字の裏側にある物語が一段と味わい深くなりますね。


⑥ 購買者別ランキング|落札頭数順 TOP10 — 一口クラブ勢も積極参戦

ここからは”買い手”のランキング。まずは頭数から。

順位購買者落札頭数合計落札額最高額平均額
1田畑 利彦12頭7億9000万1億6000万約6583万
2今福 洋介10頭5億3800万8200万約5380万
3里見 治8頭7億8200万2億約9775万
4藤田 晋6頭12億500万3億約2億83万
5ANIMAレーシング6頭7億2700万3億3000万約1億2117万
6江馬 由将5頭3億100万8000万約6020万
7廣崎利洋HD(株)4頭3億700万1億1500万約7675万
8前田 良平4頭3億1億5000万約7500万
9STレーシング4頭2億6700万1億1500万約6675万
10寺田 寿男4頭2億2500万8600万約5625万

解説

頭数トップは田畑利彦氏の12頭。2位に今福洋介氏(10頭)、3位に里見治氏(8頭)と続きました。注目は4位の藤田晋氏で、頭数は6頭ながら平均約2億円という飛び抜けた単価で、後述する金額ランキングでは堂々の1位に立ちます。5位のANIMAレーシングも、2位馬デアリングタクトの2026(3億3000万)を含む6頭を確保し、質の高い買い物を見せました。

管理人の感想

買い手の顔ぶれを見ると、当歳セッションは初日以上に多彩な印象。田畑利彦氏や今福洋介氏のように”数をしっかり揃える”タイプがいる一方で、藤田晋氏のように”少数だけど超高額を仕留める”タイプもいて、それぞれの馬づくりの哲学が透けて見えます。

こうして幅広い購買者が積極的に動いているのは、市場が健全に盛り上がっている証拠。高額の頂点争いだけでなく、その裾野の広さこそが日本競馬の底力なんだと思います。ここに名前が並ぶオーナーたちの勝負服を、数年後のターフで見られる日が今から楽しみです。


⑦ 購買者別ランキング|合計落札額順 TOP10 — 藤田晋氏が”2日総額20億超え”

最後の買い手ランキングは金額順。当歳セッションで最も派手に動いたのは?

順位購買者合計落札額落札頭数最高額平均額
1藤田 晋12億500万6頭3億約2億83万
2田畑 利彦7億9000万12頭1億6000万約6583万
3里見 治7億8200万8頭2億約9775万
4ANIMAレーシング7億2700万6頭3億3000万約1億2117万
5(株)ダノックス6億7000万3頭3億1000万約2億2333万
6今福 洋介5億3800万10頭8200万約5380万
7エムズレーシング4億1000万1頭4億1000万約4億1000万
8Y’s consignment sales4億2頭2億7000万約2億
9国本 哲秀3億6000万2頭2億6000万約1億8000万
10Hishi Partners(同)3億2600万3頭1億6000万約1億867万

解説

当歳セッションの金額トップは藤田晋氏。6頭で総額12億500万円という”爆買い”で、平均は約2億円に達しました。報道によれば、藤田氏はこれで6年連続の2日間合計20億円超えを達成し、「いい馬をしっかりと買えました」と手応えを語っています。

5位のダノックスは、わずか3頭ながら平均約2億2000万と超高単価。7位のエムズレーシングに至っては、この日の最高額ヤンキーローズの2026(4億1000万)1頭のみでのランクインと、”一点買い”の凄みを見せつけました。

管理人の感想

藤田晋オーナーの勢いが止まりませんね。IT起業家として競馬界に参入し、6年連続で2日間20億円超え——もはや日本競馬を支える大馬主のひとりとして完全に定着しました。「いい馬をしっかり買えた」という自信に満ちたコメントからも、年々目利きの精度が上がっているのが伝わってきます。

そしてエムズレーシングの潔さも痺れます。狙いをリバティアイランドの弟一頭に絞り、4億1000万円で仕留めてランクイン。数ではなく”この一頭”に賭ける買い方は、見ているこちらまで手に汗握ります。老舗の大馬主、新興のIT起業家、一口クラブ、そして超一点集中型——多彩なプレイヤーが交わるこの舞台こそ、セレクトセールの醍醐味だと改めて感じました。


⑧ 2日目サマリー — そしてセール全体は歴代最高へ

最後に、2日目全体の数字をまとめます。

項目数値
上場総数252頭
落札成立228頭
主取(不成立)19頭
欠場5頭
落札総額158億2400万円
平均落札額約6940万円

解説

2日目(当歳セッション)の落札総額は158億2400万円、228頭が新たなオーナーのもとへと巣立ちました。初日の1歳セッション(176億6000万円)と合わせると、セール全体の2日間合計はおよそ334億円に達します。昨年の総売上レコード(約327億円)を上回り、セレクトセールは史上最高の売り上げを更新した計算になります。初日・2日目とも記録的な熱気に包まれた、まさに”世界一の競り市”にふさわしい2日間となりました。

管理人の感想

いや〜、2日間お疲れさまでした! 総額334億円という数字は、もう庶民の想像を超えていますが、その裏側ではこの2日間で約480頭もの仔馬・1歳馬が、それぞれの夢を乗せて新たなオーナーのもとへ旅立ったわけです。

4億円で競り落とされた良血馬も、手の届く価格で買われた一頭も、スタートラインはみんな同じ「まだ走ったことのない馬」。ここから数年かけて、勝ち上がる馬もいれば、思うように走れない馬もいる。その全部がドラマで、その全部が愛おしい。それが競馬という世界の何よりの魅力だと、あらためて噛みしめた2日間でした。

今日リングをくぐった馬たちが、いつか重賞やG1の舞台で名前を轟かせる日を——そして願わくば、無事にターフを駆け、幸せな余生を送れることを願って。今年のセレクトセールまとめを締めくくりたいと思います。数年後、この中から”名馬列伝”に名を刻む一頭が現れることを楽しみに。


※本記事の金額はすべて税抜き表記です。ランキングは2日目(当歳馬セッション)の落札成立分に基づいて集計しています。2日間合計額は各セッションの落札総額を合算した参考値です。

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