直線でこじ開けた”頭差”の物語
ロンシャン競馬場に、静かな興奮が広がりました。前走の英ダービーで涙をのんだ一頭が、舞台を変えてついに頂点に立ったのです。2026年7月14日(現地時間)、仏G1パリ大賞(芝2400メートル)で、英ダービー2着のモルティーズクロス(牡3・英国/ウィリアム・ハガス厩舎)が、トム・マーカンド騎手を鞍上にG1初制覇を成し遂げました。
レース概要
| 着順 | 馬名 | タイム | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 1着 | モルティーズクロス | 2分24秒79 | T.マーカンド |
| 2着 | エインシャントエジプト | クビ差 | – |
| 3着 | アラム | – | – |
最内から粘り抜いた不屈の走り
3番人気だったモルティーズクロスは、最内枠からスタートするとそのままインの後方を追走。直線に入っても前が壁になり、何度も進路を失いかける苦しい展開が続きました。しかし、狭いスペースをこじ開けるようにぐいぐいと伸びると、最後は頭差で差し切ってゴール板を駆け抜けました。前走の英ダービーではクリスマスデイに2馬身3/4差をつけられての2着でしたが、デビュー6戦目にしてようやくG1のタイトルを手にしました。
マーカンド騎手のコメント
レース後、マーカンド騎手は「正真正銘トップクラスの馬」と会心の表情で振り返りました。狭い進路を我慢強く待ち、開いた瞬間に鋭く反応した馬の能力の高さを称賛するコメントです。
秋は凱旋門賞へ
今回の勝利により、モルティーズクロスは同じロンシャン競馬場で10月4日に行われる凱旋門賞(仏G1)への優先出走権を獲得しました。英ダービーでは涙をのんだ3歳馬が、秋にはヨーロッパ最高峰の舞台でどんな走りを見せるのか、今から楽しみです。
「AI競馬予想」のほとんどは、本物じゃありません。
じゃあ本物はどう作るのか。管理人が実際にAIで予想を組んでいる手順を、noteに全部書きました。

管理人のひとこと
英ダービーで敗れた馬が、次のレースで意地を見せて頂点に立つ。競馬にはこうした”リベンジ”のドラマが本当によくあります。思い出すのは、かつて凱旋門賞で悔しさを味わった名牝が、翌年同じ舞台で雪辱を果たした話。血統や相性、そして騎手との信頼関係が積み重なって、ようやく一つの勝利にたどり着く。モルティーズクロスとマーカンド騎手のコンビも、まだ始まったばかりです。秋の凱旋門賞で、今度はどんな景色を見せてくれるのか、静かに期待して待ちたいと思います。
ブログの管理人が作った比較サイト
実はこのブログの管理人、Amazon・楽天・Yahoo!を横断して最安値を一発で探せる比較サイト「sokone(そこね)」も作っています。お買い物の前に、よかったら使ってみてください。


コメント