キングズソードが屈腱炎再発で引退 種牡馬へ 骨折からの復帰かなわず

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栗東・寺島良厩舎のキングズソード(牡7)が、現役引退することになりました。JBCクラシックと帝王賞というダート界の頂点を極めた実力馬だけに、今回の発表にショックを受けたファンも多いのではないでしょうか。

突然の引退発表とその背景

骨折から屈腱炎再発への経緯

キングズソードは前年暮れの東京大賞典で4着に敗れた後、左前脚の第1指骨骨折が判明し、大みそかに栗東トレセン診療所で緊急手術を受けました。診断は全治9ヶ月。放牧先の京都・宇治田原優駿ステーブルで順調に回復を続けていましたが、7月15日の馬体チェックで左前肢にいつもと違うむくみが見つかり、念のためのエコー検査で左前浅屈腱炎の再発が判明しました。

復帰を断念、7月21日に発表

関係者間で協議を重ねた結果、レースへの復帰は困難と判断され、7月21日に現役引退が正式に発表されました。骨折の回復途中での屈腱炎再発という厳しい結果に、「もう少しで戻ってこられたのに」と惜しむ声がファンから多く寄せられています。

キングズソードのキャリアを振り返る

Jpn1を2勝した実績

通算成績 20戦8勝(うち重賞2勝)
獲得賞金 3億3849万1000円
2023年 JBCクラシック制覇
2024年 帝王賞制覇

ダートの大舞台であるJpn1を2つも制した実績は、地方競馬・中央競馬を問わず高く評価されるものです。パワフルな走りでダート王道路線を沸かせた存在でした。

兄キングズガードとともに歩んだ道

キングズソードには全兄にあたるキングズガードもおり、兄弟そろって重賞戦線で活躍してきました。寺島調教師も「お兄さんもやらせてもらいましたし、地方のGⅠを取らせてもらいました」と、兄弟での歩みに感慨を込めています。

種牡馬としての新たな一歩

父シニスターミニスターの後継として

キングズソードは今後、種牡馬として第二の馬生を歩むことになります。父は名種牡馬シニスターミニスター。寺島調教師は「力があって馬格もあるので、シニスターミニスターの後継としていい馬を出してくれると思います」と、産駒への期待を語りました。

ファンへのメッセージ

現役では叶わなかった復帰への思いを、これからは種牡馬として送り出す産駒たちに託すことになります。ダートの頂点で戦い抜いた血が、次の世代でどう花開くのか、じっくりと見守っていきたいところです。

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管理人のひとこと

骨折の手術を乗り越え、あと少しで復帰というところまで来ていただけに、今回の屈腱炎再発の知らせは胸に刺さるものがありました。ダートの怪物と呼ばれる馬たちの多くは、その馬力ゆえに脚元への負担も大きく、キングズソードもまた満身創痍で頂点に立ち続けてきた一頭だったのだと思います。JBCクラシック、帝王賞という二つのJpn1を制した勲章は、これから種牡馬として送り出す産駒たちにしっかりと受け継がれていくはずです。かつてダート界を沸かせたパワフルな末脚を持つ産駒が、いつかターフに登場する日を楽しみに待ちたいと思います。お疲れ様でした、キングズソード。

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