チャリングクロス(牡3歳、美浦・奥村武厩舎、父キタサンブラック)が、10月25日の菊花賞で初のG1挑戦に臨みます。昨年のダービーなどG1を4勝したクロワデュノールの全弟で、担当の中尾助手は「絶対に走ります」と自信をのぞかせています。
出来事の概要
チャリングクロスは美浦坂路とBコースで最終調整
10月20日(火)のチャリングクロスは、まず美浦の坂路(坂になった調教コース)を駆け上がり、その後はBコースを長めに乗って最終調整を行いました。中尾助手は「順調にきていますね」と話し、状態面に不安はないとしています。今回は菊花賞に向けて、Bコースを長めに乗ることで心肺機能(スタミナの土台になる体の力)を高めてきたそうです。
中尾助手が語る手応えと「心肺機能」
1週前追い切りでは石川裕紀人騎手がしっかり追い、トモ(後ろ脚から腰のあたり)がしっかりしてきて、メリハリもついたと中尾助手は説明しています。本当の完成はまだ先としながらも、現状でも力を出し切れるように仕上げているとのことです。相手は強くなるものの、心肺機能には非凡なものがあり、十分チャンスがあると強調しました。
背景にあるもの
クロワデュノールの全弟として歩む道
チャリングクロスは、クロワデュノールと同じ両親を持つ全弟です。中尾助手は馬の雰囲気が兄に似ていると話す一方、競走馬として歩む道や描く成長曲線は兄と異なるとも語りました。担当スタッフでさえ「プレッシャーを感じる」と話すほどの注目を集めています。
町田特別、山藤賞と続いた連勝を整理
チャリングクロスは山藤賞を快勝してキタサンブラック産駒の勢いを示し、町田特別で東京2400メートルを連勝するなど、自身の力でクラシック最終戦の舞台をつかみました。
| 馬名 | チャリングクロス(牡3歳・父キタサンブラック) |
| 所属 | 美浦・奥村武厩舎 |
| 全兄 | クロワデュノール(G1・4勝) |
| 目標 | 第87回菊花賞(10月25日・京都芝3000メートル) |
| 鞍上 | 1週前追い切りは石川裕紀人騎手 |
菊花賞の3000メートルとはどんなレースか
3000メートルは、JRAのG1の中でも最も長い部類の距離です。スタートからゴールまでに時間がかかるため、前半は馬を落ち着かせて体力を温存し、最後に力を使い切る運び方が求められます。中尾助手が心肺機能の高さを強調するのは、まさにこの条件に合う長所だからです。初めてのG1で長距離という挑戦ですが、陣営の自信は揺らいでいません。
今後どうなるか
菊花賞2026で父子制覇なるか
舞台は京都の芝3000メートルで、スタミナと折り合い、そして最後まで走り抜く精神力が問われます。2015年の菊花賞を勝ったのはキタサンブラックで、チャリングクロスが勝てば父子制覇という記録も生まれます。ロブチェンが三冠を狙うレースでもあり、同世代の勢力図を左右する一戦になりそうです。
押さえておきたいポイント
- チャリングクロスは初のG1挑戦で、菊花賞は10月25日に行われます。
- 全兄クロワデュノールはG1・4勝の実績馬です。
- 担当の中尾助手は心肺機能の高さを自信の根拠に挙げています。
- 父キタサンブラックは2015年の菊花賞馬で、勝てば父子制覇です。
管理人のひとこと
偉大な兄を持つ重圧の中でも、自分の力でG1の舞台までたどり着いた姿に胸が熱くなりました。比べられることも多いと思いますが、スタッフの皆さんが愛情を持って仕上げているのが伝わってきます。チャリングクロスらしい走りで、無事にゴールまで駆け抜けてくれることを願っています。兄弟の物語の続きを、ワクワクしながら楽しみにしています。
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