アウトレンジ(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎)の次走が、12月29日の東京大賞典(大井競馬場・ダート2000m)になる見通しです。11月3日のJBCクラシックでJpn1初勝利を飾った直後、大久保調教師が「かなと思います」と今後の方針を明かしました。
出来事の概要
JBCクラシックを4馬身差で完勝
第26回JBCクラシック(Jpn1)は、11月3日に金沢競馬場のダート2100m(稍重)で行われ、12頭立て(JRA5頭、地方7頭)の1番人気アウトレンジが好位から抜け出して優勝しました。着差は4馬身、勝ちタイムは2分11秒3です。レースの詳しい結果はJBCクラシック2026の結果記事でまとめています。
2着は3番人気のホウオウルーレット(岩田康誠騎手)、3着は4番人気で川崎のセラフィックコール(吉原寛人騎手)でした。
松山弘平騎手は4年ぶり2度目のJBCクラシック制覇
手綱をとった松山弘平騎手は、2022年のテーオーケインズ以来、4年ぶり2度目の勝利です。松山騎手は「惜しいレースが続いていたので、Jpn1でいい勝利となり、うれしい気持ち」と喜びを語りました。この日はJBCレディスクラシックとJBCスプリントにも騎乗して結果を出せず悔しい思いをしていたそうで、「アウトレンジが最後にプレゼントしてくれた」とも話しています。
背景にあるもの
東京大賞典へ向かう理由とアウトレンジの歩み
大久保調教師は「休み明けはずぶいのですが、2回目以降、この馬は体調が上がってきます」と説明しました。「ずぶい」とは、反応が鈍く調子が上がりにくいという意味です。そのため前走の白山大賞典を使ってから、同じ金沢・同じ距離のJBCクラシックに臨むローテーションを組んだといいます。
アウトレンジは2024年の浦和記念、2025年の平安S、今年の名古屋グランプリに続く重賞4勝目で、帝王賞では2025年、2026年と2年連続2着の実績もあります。念願のビッグタイトルを手にした今、トレーナーは「タイトルを取れたので、今後も大きな舞台になってくる」と見ています。
父レガーロと大久保調教師のつながり
アウトレンジの父レガーロは、2015年の全日本2歳優駿で2着に入った馬で、かつて大久保調教師が管理していました。現在JRAで走る産駒は1頭だけという貴重な存在で、その子が待望のビッグタイトルをつかんだ形です。
次走の東京大賞典を整理
| 馬名 | アウトレンジ(牡6歳) |
| 所属 | 栗東・大久保龍志厩舎 |
| 今回の結果 | JBCクラシック(Jpn1)1着、4馬身差 |
| 次走の予定 | 東京大賞典(12月29日・大井ダート2000m) |
| 主戦 | 松山弘平騎手(今回が9度目のコンビ) |
関連記事:JBCクラシック2026展望 3歳ワンダーディーンら挑む金沢2100m、有力馬と歴史
今後どうなるか
東京大賞典は年末のダート王決定戦
東京大賞典は、毎年12月に大井競馬場で行われる年末のダート大一番です。アウトレンジにとっては、同じ地方のナイター開催とはいえ、金沢とは違う大井の砂での挑戦になります。大久保調教師は「7歳の来年でも、パフォーマンスが落ちる感じはない」とも話しており、年明け以降も大きな舞台を見据えています。
ただし、東京大賞典への出走は「かなと思います」という段階の話で、正式な登録や鞍上はまだ発表されていません。続報が出たらあらためてお伝えします。
押さえておきたいポイント
- アウトレンジはJBCクラシックで4馬身差のJpn1初勝利
- 次走は東京大賞典(12月29日・大井ダート2000m)が有力
- 松山弘平騎手は4年ぶり2度目のJBCクラシック制覇
- 7歳になる来年も大きなレースを狙う方針
管理人のひとこと
惜しい競馬が続いていたアウトレンジが、ついに大きなタイトルを手にしました。長く付き合ってきた松山騎手と大久保調教師の喜びが伝わってきて、見ているこちらも胸が熱くなります。年末の東京大賞典でどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみにしています。無事にレースを迎えてほしいですね。
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