ゴールドシップが暮らす牧場、土日祝日の一般見学を無期限休止
2010年代を席巻した個性派の名馬、ゴールドシップ。現在種牡馬として繋養されている北海道新冠町の「ビッグレッドファーム」が、2026年7月11日より土曜日・日曜日・祝日の一般見学を無期限で休止すると発表しました。
休止の理由
牧場側によると、見学者数の増加によって駐車場の収容台数を超える事態が懸念されるようになったことが大きな要因です。同牧場は観光牧場ではなく、見学者への誘導・案内体制を十分に整えることが難しいことから、混雑が予想される休日の見学を休止する判断に至りました。
- 立ち入り禁止区域への無断進入
- 見学可否を尋ねる電話の殺到
- 撮影データの無断投稿
- 傘や自撮り棒、ドローン、三脚など馬を驚かせる物品の持ち込み
こうしたマナー違反が繰り返し報告されており、今回の休止はファンのマナーのあり方を改めて考えるきっかけにもなっています。なお、平日は13時30分から15時30分まで、これまで通り見学が可能とのことです。
ゴールドシップという名馬
ゴールドシップは皇帝ステイゴールドを父に持ち、現役時代は皐月賞・菊花賞・宝塚記念(2回)などGIを6勝した実力馬。気性の激しさとレース前の突然の座り込みなど、数々の逸話でファンを魅了してきました。引退後も高い人気を誇り、多くのファンが牧場を訪れています。
管理人のひとこと
返し馬の直前で急に座り込んでしまったり、パドックで暴れたり。ゴールドシップは走る前から目が離せない、そんな稀有な名馬でした。だからこそ引退後も「一目会いたい」というファンが後を絶たないのでしょう。ただ、馬は人間の都合で驚いたり怯えたりする生き物です。ドローンや自撮り棒への戸惑いは、レース前の座り込みとはまったく違う種類の負担を、あの馬にかけているのかもしれません。名馬に会いに行くという行為は、本来とても幸福な時間のはずです。ルールを守ってこそ、その幸福な時間は次の世代のファンにも受け継がれていく。ビッグレッドファームの決断は、私たちファン一人ひとりへの静かな問いかけのようにも感じられます。
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