芝の短距離路線で異彩を放ってきた一頭が、静かに競走馬人生に区切りをつけました。重賞2勝を誇るテイエムスパーダが、現役を引退することになりました。
引退発表の内容
いつ、どのように伝えられたか
テイエムスパーダ(7歳、小椋研介厩舎)の引退は、所属厩舎の公式X(旧Twitter)を通じて発表されました。「応援ありがとうございました」という言葉とともに、長年戦い続けてきた一頭への感謝がつづられています。
ラストランとなったレース
最後のレースとなったのは、8月2日に行われたアイビスサマーダッシュでした。結果は9着でしたが、これまでのキャリアを支えたファンの前での有終の一戦となりました。
刻んできた実績
芝1200mで打ち立てた日本レコード
テイエムスパーダの名を一躍知らしめたのが、芝1200mの日本レコードです。CBC賞を制した際、今村聖奈騎手とのコンビで1分05秒8というタイムを記録し、当時のレコードを塗り替えました。重賞はCBC賞とセントウルステークスの2勝を数えます。
数字で見るキャリア
デビューから引退までの歩みは、決して平坦なものではありませんでした。所属厩舎を3度替わりながらも、息の長い活躍を見せています。
| デビュー | 2021年7月11日 |
| 通算成績 | 32戦6勝 |
| 獲得賞金 | 1億9962万5000円 |
| 代表レース | CBC賞(芝1200m日本レコード) |
今後の歩み
繁殖入り後の見通し
引退後は繁殖牝馬としての新たな道に進むことが発表されています。芝短距離のスピードを武器にした血をどう伝えていくのか、産駒の誕生が今から注目されます。
押さえておきたいポイント
- 8月2日のアイビスサマーダッシュ(9着)がラストランに
- CBC賞では今村聖奈騎手と芝1200m日本レコードの1分05秒8をマーク
- 通算32戦6勝、重賞はCBC賞とセントウルステークスの2勝
- 引退後は繁殖牝馬入りが発表されている
管理人のひとこと
短距離のスペシャリストが日本レコードという形で名前を歴史に刻み、静かに舞台を降りていく。競馬にはこうした瞬間がいくつもありますが、記録を打ち立てた組み合わせというのは不思議と語り継がれるものです。今村聖奈騎手にとっても、思い出深い一頭になったのではないでしょうか。繁殖牝馬としてどのような産駒を送り出すのか、気の早い話ではありますが、数年後のパドックで血の繋がりを探すのも競馬の楽しみ方のひとつだと思います。長い間、お疲れさまでした。
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