ロマンチックウォリアーが現役引退、G1・15勝 獲得賞金55億円超は世界歴代最高

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香港ジョッキークラブは9月2日、G1を15勝したロマンチックウォリアー(セン8、香港・C・シャム厩舎)の現役引退を発表しました。獲得賞金は日本円で55億円を超え、競走馬として世界歴代最高額に達しています。

出来事の概要

9月2日、香港ジョッキークラブが引退を発表

発表によれば、引退はクラブの獣医師との協議を経て決まったものです。クラブが備える最新の動物病院で詳細な画像診断が行われ、その結果を踏まえての判断とされています。8月25日には関節の一つに変化が見られたとして追加の精密検査に入ることが公表されており、その検査を受けての結論という流れになりました。

関節の変化を受けての決断

報道では、変化が確認されたのは前肢の関節とされています。競走能力そのものが衰えたわけではなく、8歳を迎えた馬体の状態を見たうえで現役を退く形になりました。5月のチャンピオンズ&チャターカップで15勝目を挙げたのが、結果として最後の勝利となります。

背景にあるもの

G1・15勝、日本でも安田記念を制覇

ロマンチックウォリアーは香港を拠点に、2022年から2025年まで香港カップを4連覇。今年は香港三冠を達成し、これは香港競馬史上3頭目の快挙でした。国外でも2023年にオーストラリアのコックスプレート、2024年には日本の安田記念を制しており、3つの国でG1を勝った一頭として記憶されています。2025年のサウジカップではダート初挑戦ながらフォーエバーヤングとクビ差の叩き合いを演じ、2着に敗れたものの日本のファンにも強い印象を残しました。

ロマンチックウォリアーのプロフィール

性齢・所属 セン8歳/香港・C・シャム厩舎
通算成績 31戦24勝
主なG1勝ち鞍 香港カップ4連覇、香港三冠、コックスプレート、安田記念など計15勝
獲得賞金 約55億円(世界歴代最高額)

今後どうなるか

3か月のアフターケアを経て引退施設へ

引退後はまず3か月にわたり、クラブの獣医師が継続して状態を確認しながらアフターケアのプログラムを受ける予定です。その後、引退馬のための施設へ移されることになっています。また今シーズンの後半には、シャティン競馬場で引退式が行われる見込みだと発表されています。

押さえておきたいポイント

  • 9月2日、香港ジョッキークラブが現役引退を正式発表
  • 関節の詳細な画像診断の結果を踏まえた判断であること
  • G1・15勝、獲得賞金は世界歴代最高の55億円超
  • 3か月のアフターケアの後、引退施設へ移る予定
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管理人のひとこと

前シーズンはカーインライジングと年度代表馬を分け合いました。同じ香港に、同時代に、これほどの馬が2頭いたということ自体が、いま振り返ると異常なことだったのだと思います。日本のファンにとっては、やはり2024年の安田記念と、2025年のサウジカップでしょうか。海外の強豪が東京の直線に現れて、そのまま突き抜けていった衝撃。そして翌年、慣れないダートでフォーエバーヤングを最後まで苦しめた粘り。どちらも、日本の競馬の風景の一部になっていました。関節に変化が見つかったという理由での引退は、走れなくなる前に止めたということでもあります。まだ勝てる状態のうちに手を引くのは、陣営にとって簡単な決断ではなかったはずです。シャティンでの引退式では、香港のファンがどんな声を送るのか。そちらも見てみたいと感じます。

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