23年共同通信杯を制したファントムシーフが引退することになりました。2年10カ月ぶりの復帰戦から、わずか5日後の発表です。
出来事の概要
復帰戦からわずか5日での引退発表
8月21日、ファントムシーフを生産した谷川牧場が公式X(旧Twitter)で引退を発表しました。8月16日の中京記念(GIII)で2年10カ月ぶりの実戦復帰を果たしたばかりでしたが、レース後に屈腱炎の再発が確認されたといいます。
復帰戦は16着、順調さの裏での再発
中京記念では周囲の期待を集めながらも16着に終わっていました。関係者は「まずは無事に」と復帰を見守ってきただけに、再発という結果は残念な形での幕引きとなりました。
背景にあるもの
屈腱炎との2年以上にわたる闘い
ファントムシーフは2024年、都大路ステークスへの始動前に右前脚の浅屈腱炎を発症。当初は9カ月以上の休養が見込まれる重度の損傷で、幹細胞移植手術を受けたうえで現役続行を目指してきました。
ここまでの歩み
| 重賞実績 | 23年共同通信杯優勝、同年皐月賞3着 |
| 発症 | 24年、右前脚の浅屈腱炎(幹細胞移植手術) |
| 復帰戦 | 26年8月16日、中京記念で16着 |
| 通算成績 | 9戦3勝(重賞1勝)、獲得賞金1億4233万円 |
今後どうなるか
イーストスタッドで種牡馬入りへ
引退後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬生活を送る予定です。共同通信杯を制した瞬発力と、皐月賞3着で見せたクラシック戦線での実力が、産駒にどう受け継がれるか注目されます。
押さえておきたいポイント
- 8月21日、生産牧場が公式Xで引退を発表
- 8月16日の中京記念で2年10カ月ぶり復帰も16着、直後に屈腱炎再発
- 通算9戦3勝、23年共同通信杯(重賞)を制覇
- 今後はイーストスタッドで種牡馬入り
管理人のひとこと
2年10カ月という長いブランクを乗り越えてターフに戻ってきた姿を見た時は、素直に嬉しく思ったファンも多かったのではないでしょうか。幹細胞移植手術という決して簡単ではない選択をしてまで現役続行を目指した陣営の思いを考えると、今回の引退は複雑な気持ちにさせられます。それでも、共同通信杯での鮮やかな勝利や皐月賞での健闘は色褪せるものではありません。種牡馬としての第二の馬生で、あの瞬発力を受け継ぐ産駒に出会えることを楽しみに待ちたいと思います。
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