7月19日以来、5週間ぶりに出馬表へ戻ってきた高杉吏麒騎手。8月23日の中京6R・有松特別でミッキースターダムに騎乗した復帰戦は4着でした。8番人気で終始先頭に立ち、勝ち馬とはわずか0秒2差。内容のある一戦となりました。
出来事の概要
逃げ粘りの4着、勝ち馬とは0秒2差
8月23日、中京競馬場の6R・有松特別(3歳上2勝クラス・芝1600m・14頭)に、高杉吏麒騎手がミッキースターダム(セン5・栗東・前川恭子厩舎)で騎乗しました。
コーナー通過順位を見ると、同馬は2コーナーから4コーナーまですべて先頭。ペースはスローで、前半1000mは58秒8という道中でした。直線で後続に捉まりはしたものの、勝ち馬ビップディランから0秒2差の4着に粘りました。3着との差はわずか3/4馬身です。
1番人気には先着
ミッキースターダムは単勝21.1倍の8番人気。一方で1番人気に支持されたサーディンラン(単勝2.5倍)は6着に敗れており、人気上位馬を一頭上回る結果となっています。上がり3ハロンは34秒1でした。
背景にあるもの
レース結果(上位5頭)
| 1着 | ビップディラン(M.デムーロ・2番人気)1分32秒7 |
| 2着 | ジーティーマン(西村淳也・3番人気)クビ差 |
| 3着 | テーオーシュタイン(藤憬貴志・9番人気)クビ差 |
| 4着 | ミッキースターダム(高杉吏麒・8番人気)3/4馬身差 |
| 5着 | オックスアイ(斎藤新・10番人気)1馬身差 |
復帰までの5週間
高杉騎手は7月19日を最後に騎乗が途切れ、7月25日・26日、8月1日・2日、8月8日・9日、8月15日・16日と、4週にわたって騎乗のない状態が続いていました。この間の8月6日付で、栗東・藤岡健一厩舎から栗東・フリーへ所属が変更されています。騎乗停止などの処分は一度も発表されておらず、空白の理由についてもJRAからの説明はありませんでした。
今後どうなるか
依頼を積み重ねられるか
フリーの騎手にとって、次の騎乗を呼ぶのは前の騎乗の内容です。所属厩舎という後ろ盾がない以上、一鞍ごとに評価を取りにいく立場が続きます。今年はここまでに38勝を挙げていた騎手です。8番人気で逃げて勝ち馬と0秒2差という今回の内容が、次の依頼につながるかどうか。これからの出馬表に答えが出てきます。
押さえておきたいポイント
- 8月23日の中京6R・有松特別で、高杉吏麒騎手が5週間ぶりに騎乗し、4着
- ミッキースターダムは8番人気で、2コーナーから4コーナーまで先頭
- 勝ち馬ビップディランから0秒2差、3着とは3/4馬身差
- 1番人気サーディンラン(6着)には先着している
管理人のひとこと
復帰が決まってから当日まで、SNSでは「頑張れ」という声が数多く見られました。理由の分からない空白が5週間続いたあとでも、待っていた人がこれだけいたということです。結果は4着。勝てば大きな話題になったのでしょうが、内容は決して悪くなかったと思います。8番人気の馬で先頭に立ち、スローな流れに落として、直線で捉まってもなお0秒2差で止めた。乗っていなかった5週間を考えれば、むしろ上出来の部類です。フリーの騎手にとって、次の依頼を呼ぶのは前の一鞍の中身です。任せた側が「また頑もう」と思える走りだったのかどうか。答えは次の出馬表に出てきます。空白の理由は、結局のところ何も公表されませんでした。それでも彼は戻ってきて、与えられた一鞍をきちんと走った。いまはそれで十分だと思います。
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