神戸新聞杯で二冠馬ロブチェンに鼻差まで迫りながら2着に敗れたアルトラムス(牡3歳、栗東・野中賢二厩舎)が、優先出走権を手にした菊花賞を視野に入れています。9月30日に伝えられた陣営のコメントをもとに、状況を整理します。
出来事の概要
二冠馬とは推定15センチ差の2着
9月21日に阪神競馬場で行われた神戸新聞杯(GII・芝2400m)で、アルトラムスは断然人気のロブチェンを最後まで追い詰めました。着差は鼻差で、推定では15センチほどだったと報じられています。菊花賞トライアルの上位に入った馬には本番への優先出走権が与えられるため、惜敗ながら菊花賞への切符は確保した形です。
野中調教師は内容を高く評価
野中賢二調教師は、レース後に「よく頑張ってくれた」と愛馬をねぎらい、折り合いの面でも心配はないと話しています。菊花賞への出走については「これなら菊花賞もアリかな」と前向きな姿勢です。ただし、現時点では「視野に入れている」という段階で、正式な出走表明ではありません。
背景にあるもの
毎日杯で重賞初制覇を飾った実績
アルトラムスは、3歳春の毎日杯で1番人気に応えて重賞初制覇を果たした馬です。あのレースで見せた能力が、秋の大一番につながるトライアルでも通用することを、今回の2着が示したとみられます。二冠馬を相手に互角に渡り合った内容は、陣営にとって大きな収穫になったのではないでしょうか。
神戸新聞杯の結果を整理
| レース | 神戸新聞杯(GII・阪神芝2400m) |
| 日付 | 9月21日 |
| 結果 | 2着(勝ち馬ロブチェンと鼻差) |
| 次走の候補 | 菊花賞(10月25日・京都芝3000m) |
今後どうなるか
三冠がかかる菊花賞へ
勝ったロブチェンは、菊花賞で史上9頭目となるクラシック三冠に挑みます。神戸新聞杯を制した二冠馬には、過去にディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルがおり、いずれも菊花賞も勝って三冠馬になりました。アルトラムスが本番に向かうなら、あと一歩まで迫った相手への再挑戦になります。
押さえておきたいポイント
- 神戸新聞杯はロブチェンに鼻差の2着
- 優先出走権を獲得し、菊花賞を視野に入れている
- 野中調教師は内容を評価し、折り合いの不安もないと話す
- 菊花賞は10月25日、京都芝3000mの長丁場
管理人のひとこと
あと15センチ。競馬ではよく耳にする数字ですが、二冠馬の三冠がかかる舞台を前にすると、その短さがいっそう際立つように感じます。ディープインパクトもオルフェーヴルもコントレイルも、神戸新聞杯を勝った勢いのまま菊花賞を制してきました。だからこそ、ロブチェンに食らいついたアルトラムスの存在は、今年の菊花賞に独特の緊張感を与えているのではないでしょうか。毎日杯で重賞を勝った馬が、3000mの長丁場でどんな脚を見せるのか。10月25日の京都が楽しみです。
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