皐月賞3着の実績を持つライヒスアドラー(牡3歳、上原佑紀厩舎)が、10月4日の毎日王冠(GII・東京芝1800m)に向けて調整を進めています。上原佑紀調教師は今回を「試金石」と位置づけ、成長ぶりに手応えを示しました。
出来事の概要
「ここは試金石」と語る上原佑調教師
報じられたコメントによると、上原佑紀調教師は前走のダメージはなく、体は成長してきたと話しています。1週前追い切りでしっかり負荷をかけたことで「一段上がってきた」とも述べ、状態面には自信をのぞかせました。そのうえで、今回の毎日王冠を「試金石」と表現しています。
折り合い面と距離への言及
課題として挙げたのは気性面です。まだ力むところはあるものの、折り合いを欠くほどではなくなってきたといいます。舞台については「合う」と話し、距離は「2000mくらいは持ってほしい」と将来にも触れました。今回は1800mですが、その先の中距離路線も視野にあるような発言だったとみられます。
背景にあるもの
皐月賞3着から佐渡S制覇まで
ライヒスアドラーは、春のクラシックの第一弾・皐月賞で3着に好走した馬です。夏は8月9日の佐渡ステークス(新潟・3勝クラス)に出走し、単勝1.2倍という断然の人気に応えて勝ちました。クラシックで上位に来た3歳馬が、古馬も出走する重賞でどこまで通用するのかが、今回のいちばんのテーマです。
毎日王冠に向かうまでの歩み
| 今回の舞台 | 毎日王冠(GII・東京芝1800m) |
| 前走 | 佐渡S(新潟・3勝クラス)1着 |
| 春の実績 | 皐月賞3着 |
| レースの位置づけ | 優勝馬に天皇賞・秋の優先出走権 |
今後どうなるか
3歳馬が力を発揮しやすい一戦
毎日王冠は、近年3歳馬の活躍が目立つレースとも言われています。今年もリアライズシリウスやアドマイヤクワッズなど、同世代の実力馬が顔をそろえる見込みです。ライヒスアドラーにとっては、世代の代表格たちと古馬を同時に相手にする、力量を測る絶好の場になりそうです。
押さえておきたいポイント
- 毎日王冠は10月4日、東京芝1800m
- 上原佑調教師は「ここは試金石」と位置づける
- 体は成長し、折り合い面にも進歩がみられるという
- 皐月賞3着、前走は佐渡Sを1.2倍の人気に応えて勝利
管理人のひとこと
「試金石」という言葉には、結果を急がず、いまの力を正直に確かめたいという陣営の姿勢がにじんでいるように感じます。春のクラシックで好走した馬が、夏を越えて体つきも気持ちも変わってくる時期は、3歳馬を追いかける楽しみのひとつです。まだ力む面を残しながらも、少しずつ折り合いがつくようになってきたという話は、成長の途中経過そのものではないでしょうか。天皇賞・秋へつながる一戦で、どんな走りを見せてくれるのか。東京の直線に注目したいと思います。
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