菊花賞2026は10月25日に京都競馬場の芝3000mで行われ、3番人気ゴーイントゥスカイ(武豊騎手)がハナ差で制しました。1番人気ロブチェンは14着に終わり、牡馬3冠はなりませんでした。各陣営のレース後コメントを着順ごとに整理し、記録やその後の動向もまとめます。
菊花賞2026の結果
菊花賞2026はゴーイントゥスカイがハナ差で優勝
第87回菊花賞は18頭立て、良馬場で行われました。勝ちタイムは3分04秒5。2着は8番人気バステール、さらに1馬身差の3着に2番人気ダノンヒストリーが入りました。3連単は11万3300円の配当です。父コントレイルのゴーイントゥスカイは、青葉賞1着、日本ダービー4着、セントライト記念6着を経てのGI初制覇で、父にとっても産駒初のGI勝利になりました。詳しくはゴーイントゥスカイの菊花賞2026制覇の記事で紹介しています。
レースの流れ
ロブチェンは出遅れて後方からの競馬になりました。序盤はキンググローリーが大逃げ(後続を大きく離して逃げること)を打ちました。ゴーイントゥスカイは中団の内で脚をため、直線残り200m付近で馬群を割って抜け出しました。バステールは外からメンバー最速の上がり3ハロン(ゴール前600m)34秒9で迫りましたが、写真判定でハナ差届きませんでした。
各陣営のレース後コメント
菊花賞2026の上位3頭の陣営コメント
武豊騎手は「自分の競馬に徹しようと思っていた」と話しました。内で折り合い、直線で進路が開くのを待ったそうです。ゴールの瞬間は勝敗が分からず、川田騎手が悔しがる姿で勝利を察したといいます。
バステールの川田将雅騎手は「この着差を勝たせ切れなかったのは、僕の下手さ」と自らに矛先を向けました。斉藤崇史調教師は「上げ下げで運が無かった」と話し、今後の成長に期待を寄せています。川田騎手は4コーナーでの斜行で制裁を受けており、経緯は川田将雅騎手の菊花賞での過怠金をまとめた記事で解説しています。
ダノンヒストリーのルメール騎手は、手前(走るときに先に出す脚)の替え方に課題を挙げつつ「強いメンバーでいいパフォーマンスができました」と評価しました。ルメール騎手の菊花賞4連覇はなりませんでした。
4着以下の陣営コメント
サノノグレーターの田辺裕信騎手は、目標のここへ一段階上の負荷で仕上げ、展開も向いたと話しました。5着シートゥサミットの酒井学騎手は「今後が楽しみ」と手応えを口にしています。6着ショウナンハヤナミの池添謙一騎手は、外枠から内に入れる作業を悔やみました。ジャスティンシカゴの原優介騎手は、自分のリズムの競馬ではなかったものの、長距離への手応えを得たと前を向いています。
ロブチェンの松山弘平騎手は「3冠のかかった大一番で結果を出せなくて」と謝罪し、ゲートが開く寸前の立ち上がる仕草で出遅れたと説明しました。杉山晴紀調教師は距離の壁を認め、今後はオーナーと相談して決めるとしています。詳細はロブチェン14着と杉山晴紀調教師の談話をまとめた記事をご覧ください。
着順・陣営のひと言を整理
| 着順・馬名 | 騎手 | 陣営のひと言 |
| 1着 ゴーイントゥスカイ | 武豊 | 「残り200mくらいで勝てるかもしれないと思いました」 |
| 2着 バステール | 川田将雅 | 「とてもリズム良く競馬をしてくれました」 |
| 3着 ダノンヒストリー | C.ルメール | 「3000mも初めてでしたからね」 |
| 4着 サノノグレーター | 田辺裕信 | 「4着だけどよく頑張ってくれました」 |
| 6着 ショウナンハヤナミ | 池添謙一 | 「6着だけど悔しいですわ…」 |
| 10着 ジャスティンシカゴ | 原優介 | 「スタミナが足りる感触は得られた」 |
| 14着 ロブチェン | 松山弘平 | 「イメージとは違う競馬でした」 |
記録とレース後の動向
武豊騎手は菊花賞最多6勝、上原佑紀調教師は初のGI制覇
武豊騎手は2019年ワールドプレミア以来の菊花賞6勝目で、自身の最多記録を更新しました。57歳7か月での勝利はレース史上最年長です。管理する上原佑紀調教師は36歳で、15回目のJRA・GI挑戦での初勝利。1984年のグレード制導入以降、菊花賞を30代で勝った初の調教師になりました。背景は上原佑紀調教師の菊花賞最年少優勝を伝えた記事で紹介しています。
ゴーイントゥスカイ、ロブチェン、シートゥサミットのその後
ゴーイントゥスカイは10月26日に美浦の自厩舎で静養しました。ロブチェンも同じ10月26日、栗東トレセンで静養しています。5着シートゥサミットは吉岡調教師が、オーナーの強い希望もあって有馬記念(12月27日・中山芝2500m)出走を目指すと明かしました。1勝クラスのため、出走にはファン投票上位が必要としています。
押さえておきたいポイント
- 菊花賞2026はゴーイントゥスカイがハナ差V、勝ちタイムは3分04秒5
- 武豊騎手は菊花賞単独最多の6勝目、上原佑紀調教師はGI初勝利
- 1番人気ロブチェンは出遅れが響き14着、今後はオーナーと相談
- シートゥサミットはファン投票での有馬記念出走を目指す
管理人のひとこと
ハナ差の決着に息が止まりました。武豊騎手と若い上原調教師のコンビが大舞台で結果を出したのは本当に胸が熱くなります。3冠を背負ったロブチェン陣営の言葉も重く響きました。バステールやシートゥサミットなど、この世代の長距離路線にはまだまだ楽しみな馬がたくさんいます。それぞれの次の一歩を、ゆっくり応援していきたいと思います。
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