フランス競馬を統括するフランスギャロは9月4日、凱旋門賞へのセン馬(去勢馬)出走を解禁する案が欧州パターン委員会(EPC)で承認されたと発表しました。1920年の創設以来、牡馬・牝馬に限られてきた同レースにとって、歴史的な転換点となります。
出来事の概要
EPCが解禁案を承認
フランスギャロの理事会は2026年6月、圧倒的多数でセン馬への門戸開放を支持していました。これを受け、8月10日にドイツ・ベルリンで開かれたEPCの実務会議で審議され、英国・フランス・アイルランド・ドイツなどの投票により承認に至りました。
「最高の馬を集結させる」という狙い
フランスギャロは今回の決定について「フランス最高峰のレースに最高の馬を集結させる」ためのものだと説明しています。
背景にあるもの
繁殖を見据えた伝統的なルール
凱旋門賞はこれまで、優れた繁殖馬を選び出すという趣旨から、繁殖能力を持たないセン馬の出走を認めてきませんでした。100年以上続いてきたこの原則が、今回初めて見直されることになります。
解禁までの流れ
| 2026年6月 | フランスギャロ理事会が開放案を支持 |
| 2026年8月10日 | EPC実務会議(ベルリン)で審議 |
| 2026年9月4日 | EPCが承認、フランスギャロが発表 |
| 2027年 | 凱旋門賞でセン馬の出走が解禁 |
今後どうなるか
2027年の凱旋門賞に注目
解禁後初めてとなる2027年の凱旋門賞はパリロンシャン競馬場での開催が見込まれており、同レースの歴史上初めてセン馬がスタートラインに立つことになりそうです。
押さえておきたいポイント
- 凱旋門賞は1920年の創設以来、牡馬・牝馬限定だった
- フランスギャロが9月4日、セン馬解禁の承認を発表
- 欧州パターン委員会(EPC)が加盟国の投票で承認
- 2027年の凱旋門賞から解禁される見通し
管理人からのお知らせ
管理人のひとこと
凱旋門賞といえば、エルコンドルパサーやオルフェーヴル、ディープインパクトなど、多くの日本馬が挑み続けてきた憧れの舞台です。100年以上守られてきたルールが変わるというのは、それだけこのレースの伝統と権威が大きいことの裏返しでもあります。セン馬にも門戸が開かれた2027年の凱旋門賞に、日本からどんな馬が挑戦することになるのか、今から楽しみです。
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