紫苑ステークス2着でつかんだ秋華賞の切符に、思いがけない形で新しい鞍上が決まりました。負傷離脱する団野大成騎手に代わり、手綱を託されたのは松山弘平騎手です。
出来事の概要
松山弘平騎手と初コンビ
紫苑ステークス(GII)を2着で駆け抜け、10月18日の秋華賞への優先出走権を獲得したサムシングスイート(牝3、美浦・伊藤大士厩舎)。同馬の秋華賞での鞍上が、松山弘平騎手(栗東・フリー)に決まったことが分かりました。サムシングスイートに騎乗するのは今回が初めてで、新しいコンビでの大舞台となります。
団野騎手は前十字靭帯断裂
本来手綱を取るはずだった団野大成騎手は、調教中に膝を痛め、前十字靭帯断裂と診断されました。所属先の発表によると、復帰までにはしばらく時間がかかる見込みとされており、今回の秋華賞には間に合わない状況です。負傷の影響はサムシングスイートだけにとどまらず、他の依頼馬の手綱もすでに他の騎手へと引き継がれています。デビュー8年目でGI・2勝を含む重賞11勝を積み上げてきた騎手だけに、長期離脱の知らせは陣営やファンにとっても大きな衝撃となりました。
背景にあるもの
紫苑Sで見せた成長ぶり
サムシングスイートは紫苑ステークスで2着に入り、伊藤大士調教師も能力の高さをかねて感じていたと話すなど、心身両面での成長を印象づけました。団野騎手とのコンビでつかんだ結果だけに、乗り代わりを惜しむ声も上がっています。
団野大成騎手のこれまでの歩み
| デビュー | デビュー8年目 |
| JRA通算勝利数 | 387勝 |
| 重賞勝利数 | 11勝(うちGI・2勝) |
| 主なGI勝利 | 23年高松宮記念(ファストフォース)、24年マイルCS(ソウルラッシュ) |
今後どうなるか
秋華賞への視界良好
秋華賞は3歳牝馬三冠の最終戦として10月18日に京都競馬場で行われます。松山弘平騎手にとっても、新しいパートナーでのGI挑戦です。ぶっつけでのコンビ結成となりますが、サムシングスイート自身の勢いは本物とみられ、レース当日までにどれだけ息を合わせられるかが、大舞台での走りを左右しそうです。
押さえておきたいポイント
- サムシングスイートは紫苑S2着で秋華賞の権利を獲得
- 団野大成騎手は前十字靭帯断裂で長期離脱へ
- 秋華賞は松山弘平騎手との初コンビで挑む
管理人のひとこと
騎手にとって、乗り代わりというのは常に隣り合わせの現実だと感じます。団野騎手はこれまで幾つもの重賞をコンビで勝ち上がってきた騎手ですが、怪我という不可抗力の前では、どんなに信頼関係を築いていても手綱を譲らざるを得ない瞬間があるのだと、あらためて感じさせられます。一方で、松山弘平騎手のような実力派がすぐに名乗りを上げてくれることは、馬にとっても陣営にとっても心強いはずです。秋華賞当日、パドックでサムシングスイートがどんな表情を見せてくれるか、そして団野騎手が一日も早く鞍上に戻ってくる日を、静かに待ちたいと思います。
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