管理人です。
今週は、競馬まわりで動きの多い一週間になりました。痛ましい事故があり、5週間止まっていた騎手に動きがあり、週末には重賞が2つと世界の名手が集まる企画も控えています。
今回は、今週のトピックをまとめて整理します。
① 舟山瑠泉騎手が交通事故、相手の男性が死亡
8月19日の午後8時30分ごろ、北海道函館市の国道278号にある丁字路交差点で、乗用車同士の衝突事故が起きました。直進していた車を運転していたのが、美浦・田中博康厩舎に所属する舟山瑠泉騎手(20)です。
対向から右折しようとしていた車を運転していた50代の男性は、搬送先の病院で亡くなりました。舟山騎手も負傷しましたが、命に別条はないとされています。事故の原因は警察が調査中で、過失について明らかにされたことはありません。JRAからの発表も出ていません。
詳細は事故の記事と今後の影響を整理した記事にまとめています。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
② 高杉吏麒騎手が5週間ぶりに騎乗へ
7月19日を最後に騎乗が途切れていた高杉吏麒騎手の名前が、ついに出馬表に戻ってきました。
騎乗するのは8月23日(日)の中京6R・有松特別(3歳上2勝クラス・芝1600m・15時00分発走)。パートナーはミッキースターダム(セン5)です。7月19日からちょうど35日ぶりで、8月6日のフリー転向後としては初めての騎乗になります。
依頼を出したのは前川恭子調教師。JRA史上初の女性調教師で、開業はまだ2年目です。空白の理由は最後まで公表されませんでしたが、フリーの騎手にとって出馬表に名前が載るということは、誰かがその馬を任せたいと判断したということでもあります。
詳しくは復帰の記事と、前川恭子調教師の記事をどうぞ。
③ 日曜は重賞が2つ
キーンランドカップ(札幌・芝1200m)
8月23日、札幌競馬場で行われるスプリント重賞です。3歳上オープン・別定、芝1200mで16頭立て、発走は15時45分。夏の北海道シリーズを締めくくる短距離の一戦で、秋のスプリンターズステークスへつながる路線でもあります。
新潟2歳ステークス(新潟・芝1600m)
同じ23日、新潟競馬場で行われる2歳重賞です。芝の直線が長い新潟のマイル戦で、その年の2歳世代の実力を測る指標のひとつとされています。
当ブログで8月初めに2週前追い切りを取り上げたトップチェッカーも、登録馬に名前を連ねています。新馬戦を快勝した素質馬が、重賞の舞台でどこまでやれるか。まだ何色にも染まっていない2歳馬の走りは、夏競馬の醍醐味のひとつです。
④ ワールドオールスタージョッキーズが札幌で開幕
8月22日(土)・23日(日)の2日間、札幌競馬場で2026ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が行われます。各日2競走ずつ、計4競走。出場するのは14名です。
今年のJRA代表7名は、こちらの顔ぶれです。
- 松山弘平(今年の日本ダービー優勝騎手)
- 横山武史(勝利度数・関東上位)/C.ルメール(同・関西上位)
- 武豊・横山典弘(選考委員会による選出)
- 岩田望来・川田将雅(勝利度数上位)
これに対する海外・地方勢は、リチャード・フーリー(南アフリカ)、ラファエル・ヘルナンデス(カナダ)、ダミアン・レーン(オーストラリア)、ザック・ロイド(オーストラリア)、スラジ・ナレドゥ(インド)、マリー・ヴェロン(フランス)の6名に、地方競馬から吉村智洋騎手(兵庫)を加えた7名。
個人成績を競うと同時に、「WAS選抜」対「JRA選抜」のチーム対抗戦としても行われます。普段は見られない組み合わせで一線級が集まる、夏の札幌らしい企画です。
管理人のひとこと
並べてみると、ずいぶん振れ幅の大きい一週間でした。
人が亡くなった事故があり、その一方で、5週間も止まっていた20歳が再び馬に乗ります。世界中から名手が札幌に集まり、2歳馬たちは新潟の長い直線に初めて挑む。同じ競馬という枠の中に、これだけ性質の違う出来事が同時に存在しています。
どれか一つだけを見て「今週の競馬はこうだった」とは言えません。それぞれが別々の重さを持っていて、比べるものでもないのだと思います。
週末は、まず全員が無事に走り終えることを願っています。そのうえで、それぞれの結果を見届けたいと思います。
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