10月4日の凱旋門賞まで、残り7週間を切りました。5月に発表された登録の段階では日本馬7頭が名を連ねていましたが、その後、進路がはっきりしてきた馬と、まだ見えない馬に分かれています。現時点で分かっていることを整理します。
出来事の概要
登録段階では日本馬7頭
2026年の凱旋門賞には全体で73頭が登録され、そのうちJRA所属馬は7頭でした。国別ではフランスの27頭が最多で、以下イギリス21頭、アイルランド12頭、日本7頭、ドイツ6頭という内訳です。なお昨年参戦したクロワデュノールは、今年は登録を見送っています。
フォーエバーヤングは不参戦を表明
登録7頭のうち、もっとも大きな動きがあったのがフォーエバーヤングです。矢作芳人厩舎の公式Xを通じて、凱旋門賞には向かわず、アメリカのブリーダーズカップ・クラシック連覇を目標とする方針が発表されました。9月18日のジョッキークラブゴールドカップを経て、10月31日の本番へ向かう予定です。
背景にあるもの
参戦が明言されているのは2頭
現時点で凱旋門賞への参戦がはっきり示されているのは、アドマイヤテラとメイショウタバルの2頭です。アドマイヤテラは8月16日の札幌記念で始動しており、メイショウタバルは前哨戦を使わず本番へ直行する予定となっています。残る4頭については、参戦の可否を明確に伝える発表を確認できていません。
登録7頭の顔ぶれ
| アドマイヤテラ | 牡5・栗東・友道康夫厩舎 |
| メイショウタバル | 牡5・栗東・石橋守厩舎 |
| フォーエバーヤング | 牡5・栗東・矢作芳人厩舎(不参戦を表明) |
| シンエンペラー | 牡5・栗東・矢作芳人厩舎 |
| ビザンチンドリーム | 牡5・栗東・坂口智康厩舎 |
| アロヒアリイ | 牡4・美浦・田中博康厩舎 |
| ジュウリョクピエロ | 牝3・栗東・寺島良厩舎 |
今後どうなるか
登録と出走は別のもの
ここで押さえておきたいのが、登録と出走は別だという点です。凱旋門賞の登録は早い段階で行われるため、実際には出走しない馬も多く含まれます。今回のフォーエバーヤングのように、後から別路線を選ぶケースは珍しくありません。最終的な出走馬が固まるのは、本番が近づいてからになります。
押さえておきたいポイント
- 2026年の凱旋門賞は10月4日、パリロンシャン競馬場の芝2400mで実施
- 登録段階では日本馬7頭、全体では73頭が名を連ねた
- フォーエバーヤングは凱旋門賞には向かわず、BCクラシック連覇を目指す
- 参戦が明言されているのはアドマイヤテラとメイショウタバルの2頭
管理人のひとこと
登録の段階で7頭という数字を見たときは、いよいよ本気で獲りにいく年になるのかと感じたものです。ただ、そこから実際にパリへ向かう馬が絞られていく過程には、それぞれの陣営の判断があります。フォーエバーヤングがアメリカのダート路線を選んだのも、その馬にとって勝てる場所はどこかという、きわめて現実的な見極めの結果なのだと思います。夢の舞台に挑むこと自体が目的ではなく、勝てる可能性を計算したうえで戦う場所を選ぶ。そういう成熟が、日本の陣営にも当たり前に備わってきたということなのかもしれません。誰が最終的にゲートに入るのか、これからの発表を待ちたいと思います。
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