手塚貴徳調教師(34、美浦)が、11月7日の京王杯2歳S・G2(東京芝1400m)で、アテナブレイブとともに重賞初制覇を狙います。今年3月に開業したばかりで、重賞挑戦はこれが2度目です。
出来事の概要
京王杯2歳S 2026とアテナブレイブ
アテナブレイブは、父サリオスの牝馬です。デビュー4戦目で初勝利を挙げた前走の未勝利戦は、逃げて後続に5馬身差をつける圧勝でした。手塚調教師も「あんなふうに圧勝するとは思わなかった」と驚いたそうです。
1週前追い切り(レース1週間前の仕上げの調教)は、美浦のウッドチップコースで5ハロン68秒8―12秒2を馬なりでマークし、併せ馬(2頭で並んで走る調教)で併入しました。調教師は「馬はすごく成長してきました」と手応えを語っています。
手塚貴徳調教師の「ホース・ファースト」
手塚調教師のモットーは、馬を第一に考える“ホース・ファースト”です。厩舎では常に隣の馬房に馬を置き、馬房の壁の一部をくりぬいて隣の馬が見えるようにしています。
この格子窓は、今年3月に定年で厩舎を解散した国枝栄元調教師から譲り受けたものです。「寂しがり屋」というアテナブレイブの馬房では窓を開けており、プラスに働いているとのことです。
背景にあるもの
開業1年目の手塚貴徳調教師
手塚調教師は1992年6月25日生まれの茨城県出身です。牧場勤務を経てJRA競馬学校の厩務員課程に入り、美浦・相沢郁厩舎で厩務員、助手を務めました。3度目の調教師試験で合格し、今年3月に開業しています。
父は、JRAのG1・10勝を挙げている手塚貴久調教師(美浦)です。親子の厩舎は、最近ではマスカレードボールのジャパンC挑戦と手塚貴久調教師のコメントでも取り上げています。
手塚貴徳調教師の歩みを整理
| 開業 | 2026年3月(美浦) |
| 初出走 | 3月7日の中山12R(レッドレナート)で初出走初勝利 |
| JRA通算成績 | 121戦5勝(重賞勝利はなし) |
| 今回の馬 | アテナブレイブ(牝、父サリオス) |
| レース | 京王杯2歳S・G2(11月7日、東京芝1400m) |
今後どうなるか
G1を見据えた2歳の大一番
手塚調教師は「G1に行きたいので、ここで結果を出せれば」と、京王杯2歳Sの先にある大きな舞台を意識しています。厩舎にとって初めての2歳世代の1頭で、思い入れも強いようです。
押さえておきたいポイント
- 京王杯2歳Sは11月7日、東京芝1400mのG2
- アテナブレイブは前走の未勝利戦を5馬身差で逃げ切り
- 手塚調教師は開業1年目で、重賞挑戦は2度目
- 父は、JRAのG1・10勝を挙げた手塚貴久調教師
管理人のひとこと
開業1年目の若い調教師が、馬の性格に合わせた工夫を重ねている姿に好感を持ちました。引退した先輩から受け継いだ格子窓を使っているというエピソードも、競馬の世界の温かさを感じます。結果はレースを見てのお楽しみですが、アテナブレイブと手塚調教師が悔いのない走りをしてくれることを願っています。
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