「差し切りV」——その言葉が、2年8か月の沈黙を破る最高の演出となりました。2026年6月21日(日)、阪神競馬場の芝1600mで行われたしらさぎステークス(G3)。7番人気の低評価を覆し、エルトンバローズが後続に半馬身の差をつけて差し切り、勝ちタイム1分33秒2でゴールを駆け抜けました。
しらさぎS2026 レース結果
| 着順 | 馬名 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 1着 | エルトンバローズ | 7番人気 | 松若風馬 |
| 2着 | キープカルム(昨年勝ち馬) | 6番人気 | — |
| 3着 | エコロアルバ | 1番人気 | — |
- 開催:2026年6月21日(日)阪神競馬場
- 条件:芝1600m・3歳以上オープン(ハンデ)
- 勝ち時計:1分33秒2
- 決着:人気薄1・2着のダブル穴決着
エルトンバローズの復活劇
2023年の毎日王冠(G2)制覇から、エルトンバローズは苦しい時期が続きました。今年に入ってからも東京新聞杯13着、メイラーズカップ8着と低迷。しかし本番前の追い切りでは陣営から「前走時より状態は上向き」との評価があり、松若風馬騎手が好感触を持って臨んでいました。
エルトンバローズ 主な重賞歴
- 2022年 富士S(G2):制覇
- 2023年 毎日王冠(G2):制覇
- 2026年 しらさぎS(G3):制覇(重賞3勝目・約2年8か月ぶり)
2着キープカルム・3着エコロアルバの健闘
2着に入ったキープカルムは昨年(2025年)のしらさぎS優勝馬。連覇を狙っての2着は悔しいながら、底力を見せた内容でした。1番人気のエコロアルバは斤量53キロという恵まれた条件ながら3着に留まりました。
管理人のひとこと
競馬には「スランプを越えた馬は一段強くなる」という格言があります。エルトンバローズが2年8か月という長い沈黙を経て戻ってきた姿は、かつて低迷期を乗り越えて輝きを取り戻したグラスワンダーやシンボリクリスエスの姿と重なります。松若風馬騎手との信頼関係が生んだ今日の差し切り勝利——「待っていて良かった」とファンに思わせてくれる、そんな一勝でした。今後の秋のローテーションにも注目です。

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