JRA現役最年長だった柴田善臣騎手(60)が、9月15日付で現役引退を発表しました。1985年3月のデビューから42年、通算2341勝を積み重ねてきたベテランに幕が下りることになります。
出来事の概要
42年の騎手人生に幕
JRAは9月15日、柴田善臣騎手(60)が現役を引退すると発表しました。1985年3月のデビューから通算2341勝はJRA歴代6位、G1も9勝を挙げています。引退式は11月1日(日)に東京競馬場で行われる予定です。
きっかけは度重なる右肩の負傷
柴田騎手は2024年末に左肩の腱板断裂で休養に入り、2025年9月に復帰しましたが、2026年4月には右肩棘上筋断裂・右肩肩甲下筋損傷で再び戦列を離れていました。7月30日に60歳の誕生日を迎えたものの、JRA所属騎手として初となる”還暦騎乗”は叶いませんでした。
背景にあるもの
93年安田記念から積み重ねた実績
柴田騎手のG1初制覇は1993年の安田記念(ヤマニンゼファー)でした。同じ年の秋には天皇賞・秋も制しており、デビューから8年ほどでトップジョッキーの仲間入りを果たしています。その後も時代ごとの人気馬とコンビを組み、長きにわたって競馬ファンの記憶に残るレースを届けてきました。
これまでの主なG1勝利
| 1993年 安田記念 | ヤマニンゼファー |
| 1996年 NHKマイルC | タイキフォーチュン |
| 2000年 高松宮記念 | キングヘイロー |
| 2010年 宝塚記念 | ナカヤマフェスタ |
今後どうなるか
引退後はJRAアドバイザーへ
騎手免許は9月18日付で取り消される見通しです。引退後は競馬学校の後輩たちを指導する立場として、JRAアドバイザーに就任する予定と伝えられています。11月1日の引退式には、多くのファンが駆けつけることになりそうです。長年応援してきたファンにとっても、区切りとなる一日になるでしょう。
押さえておきたいポイント
- JRA現役最年長・60歳での引退
- 通算2341勝はJRA歴代6位、G1は9勝
- 引退式は11月1日、東京競馬場で開催予定
管理人のひとこと
還暦を迎えてなお鞍上にこだわり続けた姿勢には、頭が下がる思いがします。デビューから42年という歳月は、競馬というスポーツそのものの歴史とも重なるものではないでしょうか。若手騎手が次々と台頭する時代にあって、長く第一線に立ち続けることの難しさを知るファンほど、柴田騎手の引退には特別な感慨を覚えるように思います。11月の引退式では、これまでの勝利以上に、ここまで走り続けてきた道のりそのものが称えられる一日になるのではないでしょうか。
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