2026年6月20日(土)、英国・アスコット競馬場で行われたクイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(G1・芝1,200m)——。日本が誇る最強スプリンターサトノレーヴ(牡7・美浦・堀宣行)が今年も世界最高峰の舞台に立ち、その走りで欧州を沸かせました。
しかし、結果は2年連続での2着。写真判定の大激戦の末に、惜しくも日本馬初のロイヤルアスコット制覇はなりませんでした。
レース結果——写真判定の大激戦
勝利したのは英国馬アルメラク(T.マーカンド騎乗、牡4)。勝ちタイムは1分11秒82(良馬場)という高速決着でした。
| 着順 | 馬名 | 騎手 | 国籍 |
|---|---|---|---|
| 1着 | アルメラク | T.マーカンド | イギリス |
| 2着 | サトノレーヴ | 主戦騎手 | 日本(JRA) |
| 8着 | ルガル | 鮫島克駿 | 日本(JRA) |
サトノレーヴは好スタートから先行争いに加わり、道中も余裕ある手応えで追走しました。直線では持てる力を全て出し切りましたが、写真判定でわずかに及ばず——夢の初制覇まであと一歩のところでした。
2年連続2着という「勲章」
サトノレーヴにとって、この結果は日本競馬史にも刻まれる輝かしい記録です。
- 2025年 QE2世ジュビリーS:2着
- 2026年 QE2世ジュビリーS:2着(写真判定)
7歳という年齢でもなお世界最高峰の短距離G1で2年連続2着に入るその走りは、日本のスプリント競馬の水準の高さを世界に証明したと言えるでしょう。
堀宣行調教師のコメント
「写真判定になった時点で可能性はあると思っていたが、残念でした。でも、これだけの走りを7歳になっても見せてくれた。誇りに思います」
次走——秋の香港チェアマンズスプリントプライズへ
陣営は帰国後、秋の香港G1・チェアマンズスプリントプライズへの参戦を示唆しています。強豪カーインライジング(Ka Ying Rising)との再対決が現実味を帯びており、堀調教師は招待を受諾している方針を示しました。
次走路線の候補
| 路線 | レース名 | 開催地 | 時期 |
|---|---|---|---|
| 有力 | チェアマンズスプリントプライズ(G1) | 香港・沙田 | 2026年秋 |
| 候補 | スプリンターズS(G1) | 中山 | 2026年10月 |
秋の香港でついに海外G1初制覇なるか、注目が集まります。
管理人のひとこと
2年連続で届かなかった「あと一歩」——。ゴール板を過ぎた瞬間、サトノレーヴは精一杯戦い切ったはずです。
振り返れば、サクラバクシンオーが短距離路線に革命を起こし、キングヘイローがロイヤルアスコットの芝を駆け抜けた時代から、日本のスプリンターたちは海外の夢を追い続けてきました。サトノレーヴは7歳という「晩年」に、その夢に最も近づいた馬です。
敗れても美しい——そんな競馬の浪漫を、この馬は毎回見せてくれます。秋の香港で、今度こそそのゴール板を先頭で駆け抜けてほしいと、心から願っています。

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