ロブチェンが菊花賞で牡馬3冠に挑戦 松山弘平騎手「ここを逃したら一生…」杉山晴紀師は自然体

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ロブチェンが10月25日の菊花賞(京都・芝3000m)で、史上9頭目となるクラシック3冠に挑みます。主戦の松山弘平騎手は、2020年のデアリングタクトに続く牡馬・牝馬の両方での3冠制覇、つまり史上初の「牡牝ダブル3冠」もかかっています。

出来事の概要

ロブチェンの菊花賞2026 3冠挑戦とは

菊花賞は、皐月賞・日本ダービー・菊花賞からなるクラシック3冠の最終戦です。ロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)は今年の皐月賞とダービーをすでに制していて、勝てば2020年のコントレイル以来の3冠馬となります。

皐月賞は1分56秒5のレコードタイムで逃げ切り、ダービーは17番の外枠から中団につけて差し切りました。秋の初戦となった神戸新聞杯では鼻差の勝利でしたが、内をぴったり回った2着馬を大外からねじ伏せる内容で、着差以上に強い競馬だったと伝えられています。

松山弘平騎手が語る牡牝ダブル3冠への思い

松山騎手は36歳。デビューから6戦続けてロブチェンの手綱を取っています。「馬場状態や時計、コースを問わず対応できる」と、自在性の高さを評価しています。

3冠への思いについては「ここを逃したら一生、チャンスはないかもしれない」と率直に話しました。一方で「簡単なチャレンジではない」とも述べ、結果は後からついてくるものという自然体の姿勢を強調しています。20年に単勝1.4倍の断然人気で秋華賞を勝った経験が、大きな自信になっているそうです。

背景にあるもの

杉山晴紀調教師にとっての菊花賞

管理する杉山晴紀調教師(44)にとって、菊花賞は特別なレースです。中学3年のときに見た1996年の菊花賞でダンスインザダークに心を動かされ、助手時代に調教に携わったスリーロールスは2009年の菊花賞を勝ちました。調教師になってからも、2021年のアリーヴォ(7着)から毎年のように挑戦を続けています。

20年のデアリングタクトの秋華賞については、パドックでの入れ込みを振り返り「悔いがあります」と語りました。今回は神戸新聞杯を1度使っていることもあり、当時とは重圧の質が違うといいます。杉山師はリーディングトレーナー(年間勝利数1位の調教師)に2度輝き、今年も53勝でトップを走っています。

ロブチェンの3冠挑戦を整理

馬名 ロブチェン(牡3歳、父ワールドプレミア)
所属・調教師 栗東・杉山晴紀厩舎
騎手 松山弘平(デビューから継続騎乗)
次走 菊花賞(G1)
日程・条件 10月25日、京都競馬場・芝3000m

関連記事:2冠馬ロブチェンは神戸新聞杯で始動 史上9頭目のクラシック3冠に挑む

今後どうなるか

最終追い切りから菊花賞当日へ

ロブチェンは10月20日の朝、栗東の坂路(坂のある調教コース)を60秒3―14秒3で駆け上がりました。杉山師は「本当に変わりない」と話し、春と同じ雰囲気で臨めればと調整してきたそうです。1週前の段階で仕上がりの形はできていて、あとは整えていくだけという考えです。

最終追い切り(レース前の最後の速い調教)は、これまで通りCWコースで半マイル(約800m)、前に馬を置く形を予定しているとのことです。大きな変化を加えず、普段のやり方を貫く方針がうかがえます。

押さえておきたいポイント

  • 勝てば2020年のコントレイル以来、史上9頭目の牡馬3冠
  • 松山騎手は牡馬・牝馬の両方で3冠を達成した史上初の騎手になる
  • 杉山師は調教師として、クラシック5レース完全制覇の5人目となる
  • 神戸新聞杯は鼻差の辛勝でしたが、内容は評価されている
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管理人のひとこと

史上初の記録がかかるなかで、松山騎手も杉山師も「いつも通り」を大切にしている姿が印象に残りました。デアリングタクトのときの悔しさや経験を力に変えて、人馬ともに落ち着いて大一番を迎えられそうです。3000mという長丁場で、ロブチェンがどんな走りを見せてくれるのか、一ファンとして今からとても楽しみにしています。

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