クロワデュノールが大阪杯、そして天皇賞(春)という大舞台で父子制覇・2冠達成という歴史的快挙を成し遂げた時、最愛の母はすでに空の上から見守っていたことになります。
母・ライジングクロスの足跡
| 項目 | 内容 |
| 享年 | 22歳(2006年 英G2パークヒルS 優勝) |
| 代表産駒 | クロワデュノール(G1・4勝、2025年日本ダービー馬) |
| 主な産駒 | チャリングクロス(現3歳・2勝)、シエロブリジャンテ(現2歳) |
英国で重賞勝ちを収めた後、日本で繁殖生活を送ったライジングクロス。11番目の子供にしてようやく現れた重賞ウイナーが、歴史に名を刻むダービー馬クロワデュノールでした。
管理人のひとこと
……これを知ってから先週のレースを思い返すと、こみ上げてくるものがあります。
昨年10月末といえば、クロワデュノールが3歳秋の戦いに向けて牙を研いでいた時期。母ライジングクロスは、息子が「日本一の馬」になった姿は見届けられましたが、その後の古馬としての圧倒的な無双ぶり、そして父キタサンブラックに並ぶ天皇賞(春)制覇の瞬間を、地上で見ることは叶いませんでした。
北村友一騎手と共に、推定2センチというハナ差の大接戦を凌ぎきったあの根性。もしかすると、天国の母が最後の一押しをしてくれたのかもしれません。
彼女の血は、クロワデュノールはもちろん、全弟のチャリングクロスや、最後の子となったシエロブリジャンテへと受け継がれています。これから先、クロワデュノールが国内外の大きなレースに挑むたびに、ファンは「母に捧げる勝利」を願わずにはいられないでしょう。
ライジングクロス。素晴らしい名馬を遺してくれて、本当にありがとう。安らかに。

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