札幌の短い直線をめぐる、牝馬たちの意地の張り合いが近づいてきました。8月2日、第74回クイーンステークス(GIII)が札幌競馬場で行われます。約1年半ぶりの勝利を目指すエリカエクスプレスと武豊騎手のコンビをはじめ、秋のヒロイン候補が集結します。
レース概要
いつ、どこで行われるか
第74回クイーンステークスは、2026年8月2日に札幌競馬場・芝1800メートルで施行される、3歳以上牝馬限定のGIII競走です。夏の北海道シリーズを彩る一戦として、毎年多くのファンの注目を集めています。
コースの特性
札幌芝1800メートルは、スタート後まもなく最初のコーナーへ向かうコース形態のため、序盤の位置取りが結果を大きく左右します。直線が短い洋芝コースのため、後方一気の脚質よりも、好位でしぶとく粘れる機動力が問われるレースといえます。
有力馬たちの状態
エリカエクスプレス、武豊との信頼関係で巻き返しへ
エリカエクスプレスは、引き続き武豊騎手とのコンビで出走予定です。追い切りでは軽めの内容ながらも脚取りは軽快で、仕上がりの良さがうかがえます。約1年半ぶりとなる勝利を、札幌の地で掴めるかが注目されます。
カテリーナ・ココナッツブラウンら、他の有力どころ
カテリーナは浜中俊騎手とのコンビで参戦予定。ココナッツブラウンには北村友一騎手が騎乗する見込みで、いずれも秋のヒロインを狙える一頭として名前が挙がっています。過去の勝ち馬であるコガネノソラのように、札幌芝適性の高さを示してきた馬にも注意が必要です。
主な出走予定馬と鞍上
| エリカエクスプレス | 武豊騎手 |
| カテリーナ | 浜中俊騎手 |
| ココナッツブラウン | 北村友一騎手 |
レースを占うポイント
過去の傾向から見えるもの
札幌芝1800メートルでは、4コーナーで先頭から5番手以内につけていた馬の好走率が高い傾向にあります。直線の短さゆえに、直線一気のタイプよりも、道中じっくり脚をためて満を持して抜け出すタイプが好走しやすいコースです。
注目したい脚質と展開
序盤のペース次第で、道中の隊列は大きく変わってきます。逃げ・先行馬がどこまで粘れるか、差し・追い込み馬がどこまで詰め寄れるか、展開の綾を読み解く楽しみもクイーンステークスの魅力の一つです。
管理人のひとこと
約1年半という時間は、競走馬にとっても、それを見守る陣営にとっても決して短くありません。その間、怪我や不調と向き合いながら、また同じ舞台に立てる状態まで馬を仕上げてくること自体が、簡単なことではないのです。エリカエクスプレスが再びターフに戻ってくる姿を見られるだけでも、感慨深いものがあります。武豊騎手のように長年トップで走り続ける名手が、若い馬にも古馬にも変わらず全力を注ぐ姿勢を見せてくれるからこそ、私たちファンも安心して声援を送れるのだと思います。札幌の短い直線で繰り広げられる、意地と意地のぶつかり合いを楽しみに待ちたいと思います。
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