東海ステークスを鮮やかに制したマテンロウコマンドの次走が、佐賀か韓国かで注目を集めています。中央の重賞を勝ち切った実力馬が、次にどの舞台を選ぶのでしょうか。
東海ステークス制覇の実力馬、次走を検討
7番人気から直線の競り合いを制す
7月26日、中京競馬場で行われた第43回東海ステークス(3歳上・GIII・ダート1400メートル)は、7番人気のマテンロウコマンド(牡4歳、栗東・長谷川裕大厩舎)が、直線の競り合いを制してJRA重賞初制覇を飾りました。鞍上は松山弘平騎手で、勝ちタイムは1分22秒8。人気を覆す快勝に、地方競馬ファンからも大きな注目が集まっています。
松山弘平騎手「うれしく思います」
レース後、松山騎手は「地方だけでなく、中央の馬場でも重賞を勝ち切ることができたのは、うれしく思います」とコメント。栗東・長谷川裕大調教師にとっても、JRA重賞初勝利となりました。
次走は佐賀か、韓国か
サマーチャンピオン(佐賀)有力か
長谷川調教師は次走について、佐賀競馬場で9月3日に行われるサマーチャンピオン(JpnIII・ダート1400メートル)と、韓国・ソウルで9月6日に行われるコリアスプリント(G3・ダート1200メートル)の両にらみで検討していることを明かしています。
次走候補の比較
| 候補1 | サマーチャンピオン(佐賀・JpnIII・ダート1400m・9月3日) |
| 候補2 | コリアスプリント(韓国ソウル・G3・ダート1200m・9月6日) |
| 長期目標 | JBCスプリント(Jpn1・金沢・ダート1400m・11月3日) |
長谷川厩舎が描くローテーション
「パワーが必要な馬場はぴったり」
長谷川調教師は佐賀の馬場について「パワーが必要な馬場はぴったり」と評価しており、輸送の負担や馬場適性を踏まえたうえで、佐賀開催が有力な選択肢になっているとみられます。
JBCスプリントへ向けた布石
いずれのレースを選ぶにしても、最終的な目標は11月3日に金沢競馬場で行われるJBCスプリント(Jpn1)です。今回の重賞制覇を弾みに、そこへ向けたローテーションが組まれることになります。
管理人のひとこと
7番人気という低評価を覆しての重賞制覇は、地方競馬ファンにとってもうれしいニュースだったのではないでしょうか。中央のダート重賞で結果を出した馬が、あえて佐賀や韓国という舞台を選ぶ姿には、中央と地方、さらには海外までも視野に入れた現代競馬のダイナミズムを感じます。かつて中央と地方を股にかけて活躍した名馬たちがファンを熱くさせたように、マテンロウコマンドもまた新しい時代のダート王道を切り拓いていくのかもしれません。11月のJBCスプリントで、その集大成を見せてくれる日を楽しみに待ちたいと思います。
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