連覇を狙う昨年の覇者、無敗のクラシックホース、そして世界に挑む日本馬2頭。今年のキングジョージには、粒ぞろいの9頭が名を連ねました。発走を前に、全頭のプロフィールを整理してご紹介します。
連覇を狙う実力馬陣
カランダガン(セン5歳) 昨年覇者、断然の1番人気
フランシス・グラファール調教師が管理する昨年の覇者。連覇がかかる一戦で、単勝オッズは1番人気に支持されています。昨年はマスカレードボールとの叩き合いを制しており、今年もその強さが問われます。
ゴリアット(セン6歳) グラファール厩舎のもう1頭、2024年覇者
カランダガンと同じくグラファール厩舎に所属する2024年の覇者です。同厩舎が2頭ともに送り込むあたりに、陣営の並々ならぬ自信がうかがえます。グラファール調教師にとっては、今世紀初となるキングジョージ3連覇のかかる大一番でもあります。
カルパナ(牝5歳) 昨年2着、女傑の巻き返しなるか
アンドリュー・バルディング調教師が管理する牝馬で、昨年は2着に食い込みました。牡馬相手にひけを取らない実力の持ち主で、巻き返しに期待がかかります。
バリードイル軍団、4頭の刺客
ランボーン(牡4歳) 前年のエプソムダービー馬
名門エイダン・オブライエン厩舎(アイルランド・バリードイル)所属で、前年の英ダービー馬という実績を引っさげての参戦です。
ベンヴェヌートチェッリーニ(牡3歳) 今年のアイリッシュダービー馬
同じくオブライエン厩舎に所属する3歳馬で、今年のアイリッシュダービーを制したばかり。古馬相手に一気の変わり身があるか注目されており、有力馬の一角に数えられています。
ミニーホーク(牝3歳) オークス3勝、凱旋門賞2着の女傑
英・仏・愛のオークスを3勝し、前走の凱旋門賞では2着と好走した実力牝馬です。牡馬相手にどこまで通用するか、その底力が試されます。
アクション(牡3歳) フューチュリティトロフィー2着
2歳時のフューチュリティトロフィーで2着に入った素質馬。オブライエン厩舎の中では伏兵的な立ち位置ながら、末恐ろしさを秘めた1頭です。
世界に挑む日本馬2頭
マスカレードボール(牡4歳) 天皇賞・秋馬、ルメール騎乗
手塚貴久調教師が管理し、天皇賞・秋を制した実績馬です。ジャパンカップではカランダガンとの叩き合いの末に2着。鞍上には引き続きクリストフ・ルメール騎手が跨り、今度こそのリベンジを狙います。
ヴェルテンベルク(牡6歳) 天皇賞・春2着、マーフィー騎乗
宮本博調教師が管理し、天皇賞・春ではクロワデュノールにわずか2センチ差まで迫る2着と好走しました。今回が初の海外遠征で、鞍上にはオイシン・マーフィー騎手を配しています。
管理人のひとこと
グラファール厩舎が2頭を送り込み、オブライエン厩舎が4頭を送り込むという顔ぶれを見るだけで、この一戦にかける各陣営の本気度が伝わってきます。そんな中で、日本から挑む2頭がどこまで渡り合えるのか。天皇賞・秋馬と天皇賞・春の2着馬という、いずれも実力十分の顔ぶれです。特にマスカレードボールとルメール騎手のコンビには、ハーツクライから続く20年越しの物語が重なります。9頭それぞれのドラマを胸に、今夜の一戦を楽しみたいと思います。
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