【宝塚記念】クロワデュノールがクビ差2着 春古馬三冠ならず

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史上初の春古馬三冠まで、あと2センチ。クロワデュノールが宝塚記念でクビ差2着

2026年6月14日、阪神競馬場で行われた第67回宝塚記念(G1・芝2200メートル)は、1番人気に支持されたクロワデュノール(牡4・栗東・斉藤崇史厩舎)がクビ差の2着に敗れました。優勝は5歳馬メイショウタバル(栗東・石橋守厩舎)。史上初となる大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の「春古馬三冠」制覇は、あと一歩のところで幻に終わりました。

レース結果

着順 馬名 人気 着差
1着 メイショウタバル
2着 クロワデュノール 1番人気 クビ
3着 ダノンデサイル 3番人気 2馬身1/2

「ベストではない」それでも見せた総合力

クロワデュノールは同年5月3日の天皇賞(春)で、19年ぶりとなるダービー馬による春の盾制覇を達成し、通算4度目のG1タイトルを手にしたばかりでした。長い写真判定の末、わずか2センチ差での勝利。決して本来の距離ではない3200メートルでも地力の高さを証明した直後の一戦だっただけに、今回の宝塚記念には大きな期待が集まっていました。

結果はクビ差の2着。優勝したメイショウタバルは、史上3頭目となる宝塚記念連覇という偉業を達成しており、相手が一枚上手だったと言えるレースでした。それでも、大阪杯からの春古馬路線を最後まで一線級として走り抜いた事実は、この馬の充実ぶりを何より雄弁に物語っています。

管理人のひとこと

三冠まであと一歩、というフレーズほど競馬において切ないものはありません。しかしクビ差というのは、負けであると同時に、次走にわずかな期待をつなぐ距離でもあります。日本ダービー馬が古馬になってなお第一線で走り続け、G1のたびに主役を張る。それだけで、この馬の物語はすでに十分に豊かです。

思い返せば、春の古馬三冠に挑んで涙をのんだ名馬は、クロワデュノールが初めてではありません。悲願を次走に持ち越し、秋にその雪辱を果たした馬たちの記憶が、多くのファンの脳裏をよぎったことでしょう。クロワデュノールにも、その系譜に連なる走りを、次のステージで期待したいと思います。

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