10月4日の凱旋門賞(G1・パリロンシャン・芝2400m)には、日本からメイショウタバルとアドマイヤテラの2頭が挑みます。9月29日の第2回登録取消を経て、登録馬は15頭に。ここでは日本馬2頭のプロフィールと現在の状態を詳しくまとめます。
メイショウタバル(武豊騎手)
宝塚記念史上3頭目の連覇を達成
メイショウタバル(牡5・栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)は、2025年の宝塚記念でG1初制覇。2026年も同レースを制し、史上3頭目となる宝塚記念連覇を達成した実力馬です。三嶋牧場の生産馬で、馬主は競走馬名でもおなじみのメイショウの冠名。前哨戦を使わず、本番へ直行するローテーションが組まれました。
仕上がりは順調、現地入り後も落ち着いた様子
国内最終追い切りでは6ハロン79秒3-11秒2をマーク。石橋守調教師は「予定より速くなったけど、周りに馬がいない分、気が乗らないところがあったからね。引っかかっている様子もなかった」と、落ち着いた仕上がりを評価しています。現地ロンシャンでの1週前追い切りでも、上積助手が「気持ち良く走ることができていると思います」と手応えを口にしていました。
ここまでの歩み
| 年齢・所属 | 牡5・栗東・石橋守厩舎 |
| 血統 | 父ゴールドシップ |
| 主な実績 | 宝塚記念2025・2026連覇(史上3頭目) |
| 鞍上 | 武豊騎手 |
| ローテーション | 前哨戦を使わず本番へ直行 |
アドマイヤテラ(C.デムーロ騎手)
目黒記念・阪神大賞典を制した実力馬
アドマイヤテラ(牡5・栗東・友道康夫厩舎)は、2025年の目黒記念と2026年の阪神大賞典を制した実績馬。前哨戦として臨んだ8月16日の札幌記念は9着でしたが、友道康夫調教師は「予定通り凱旋門賞に向けて調整します」と、当初からの計画を変えない意向を示していました。
C.デムーロ騎手と初コンビ、現地でも高評価
凱旋門賞では、友道厩舎にとって新たなパートナーとなるC.デムーロ騎手とのコンビで挑みます。友道調教師は「現地の競馬をよく知っているジョッキー」とその起用理由を説明。9月5日に栗東坂路で行った国内最終追い切りでは4ハロン58秒3-11秒9をマークし、9月8日に成田からフランスへ出国しました。現地1週前追い切りに騎乗したデムーロ騎手は、日本語で「いいギャロップだね!」と好感触を口にしています。フランスの競馬専門紙「パリチュルフ」も、この追い切りを質の高い内容と評価しました。
ここまでの歩み
| 年齢・所属 | 牡5・栗東・友道康夫厩舎 |
| 主な実績 | 目黒記念(2025)、阪神大賞典(2026) |
| 前哨戦 | 札幌記念9着(2026年8月16日) |
| 鞍上 | C.デムーロ騎手(初コンビ) |
| 出国 | 9月8日、成田発 |
2頭を取り巻く状況
登録は15頭に、ライバルも一部回避
9月29日の第2回登録取消で、登録馬は19頭から15頭に減少。ニエル賞3着のパールドマジェスティなどが回避を選び、メイショウタバル・アドマイヤテラともに登録を維持しています。頭数が絞られたからといって、欧州の強豪がそろう構図が変わるわけではなく、依然として簡単なレースにはならない見通しです。
押さえておきたいポイント
- メイショウタバルは宝塚記念史上3頭目の連覇を達成し、武豊騎手とのコンビで本番直行
- アドマイヤテラは目黒記念・阪神大賞典勝ちの実績馬、C.デムーロ騎手と初コンビ
- 国内外の追い切りはともに順調、現地からも好意的な評価
- 登録馬は15頭に絞られたが、日本馬2頭はともに登録を維持
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管理人のひとこと
宝塚記念を連覇した実力馬と、目黒記念・阪神大賞典を制した堅実派。タイプの異なる2頭が、それぞれ武豊騎手、C.デムーロ騎手という手練れとともにロンシャンへ向かいます。前哨戦を使わない直行ローテーションのメイショウタバルと、着実に実戦を重ねてきたアドマイヤテラ。どちらの戦略が世界最高峰の舞台で報われるのか、対照的な2頭の挑戦を見比べられるのも今年の楽しみ方のひとつだと思います。
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