10月4日の凱旋門賞(G1・パリロンシャン・芝2400m)には、日本のメイショウタバル・アドマイヤテラのほか、欧州の実力馬たちが顔をそろえます。9月29日時点で登録馬は15頭。ここでは連覇を狙う前年覇者ダリズをはじめ、主要な海外勢を整理します。
ダリズ――史上8頭目の連覇に挑む前年覇者
ダリズ(牡4・仏・F.グラファール厩舎、父シーザスターズ)は、2025年の凱旋門賞でミニーホークとのデッドヒートを制してG1初制覇。今年はガネー賞、アガカーン4世賞と立て続けにG1タイトルを積み重ね、9月6日のフォワ賞も断然人気に応えて快勝しています。パリロンシャンでは通算7勝をマークしており、コース適性の高さは疑いようがありません。連覇が実現すれば史上8頭目の快挙となります。今年の最有力候補と言っていいでしょう。
カルパナ――パワーアップして参戦の牝馬
カルパナ(牝5・英・A.ボールディング厩舎、父スタディオブマン)は、昨年の凱旋門賞では7着に終わりましたが、今年はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで強豪カランダガンを撃破。さらにヨークシャーオークスも制するなど、昨年よりも明らかに力をつけて参戦してきます。ダリズの連覇を阻む最大の存在と言えそうです。
モルティーズクロス――叩き上げでG1初制覇
モルティーズクロス(牡3・英・W.ハガス厩舎、父シーザスターズ)は、今年の英ダービーで2着。その後パリ大賞の激戦を制してG1初勝利を挙げると、前走のグレートヴォルティジュールSでは英ダービー馬クリスマスデーを逆転して勝利しました。ここへきて急速に力をつけている3歳馬で、勢いという点では侮れない存在です。
アラム――ニエル賞2着の3歳馬
アラム(牡3・M.デルザングル厩舎)は、凱旋門賞の重要な前哨戦であるニエル賞で2着。世代トップクラスの一角として、本番でも上位争いに加わってくる可能性があります。
ミニーホーク――前年2着の再挑戦組
2025年の凱旋門賞でダリズとデッドヒートを演じ、わずかの差で2着に敗れたミニーホークも今年の登録馬に名を連ねています。前年の再現なるか、リベンジに燃える一頭です。
今年の登録15頭
9月29日の第2回登録取消で、登録馬は19頭から15頭に減少しました。現時点(9月29日発表)での登録馬は以下の通りです。
- ダリズ(前年覇者)
- ミニーホーク(前年2着)
- カルパナ
- モルティーズクロス
- アラム
- アドマイヤテラ(日本)
- メイショウタバル(日本)
- アローイーグル
- ヴァランディール
- サダッド
- サンダリングオン
- ダイヤモンドネックレス
- チェスナットロケット
- ブライトライト
- ベイシティローラー
- ベンヴェヌートチェッリーニ
ニエル賞3着のパールドマジェスティなどが登録を取り消しており、頭数は絞られましたが、前年覇者と前年2着馬がそろって顔を出す顔ぶれは、依然として層の厚さを感じさせます。
押さえておきたいポイント
- ダリズは前走フォワ賞も圧勝、連覇なら史上8頭目の快挙
- カルパナはキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークスを連勝し参戦
- モルティーズクロスは英ダービー2着からパリ大賞・グレートヴォルティジュールSを連勝
- 前年2着のミニーホークも再挑戦、ダリズとのリベンジマッチに注目
- 登録馬は15頭、日本からはメイショウタバル・アドマイヤテラが参戦
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管理人のひとこと
今年の顔ぶれを見ると、前年の1着・2着馬がそろって帰ってくるという珍しい構図になっています。ダリズの完成度の高さは抜けている印象ですが、キングジョージ&クイーンエリザベスSとヨークシャーオークスを連勝してきたカルパナの勢いも見過ごせません。日本馬にとっては決して楽な相手ではありませんが、だからこそ、この壁を超えたときの価値は大きいはずです。10月4日、どんなドラマが待っているのか楽しみに待ちたいと思います。
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