セイウンハーデスが、天皇賞(秋)2026(11月1日・東京芝2000m)でラストランを迎えます。橋口慎介調教師は、前走の毎日王冠から状態が上がっていると強調し、幸英明騎手や西山茂行オーナーとの「絆」も語られています。
出来事の概要
セイウンハーデスのラストランに向けた調整
セイウンハーデス(牡7歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)は10月27日、栗東トレセンでダートコースを軽く走ったあと、坂路(上り坂の調教コース)を1本こなしました。橋口調教師は「前走を使って順調に良くなっています。馬体の張りも上昇していますね」と話しています。
前走の毎日王冠は1着でしたが、仕上がりは6~7割ほどだったそうです。今回は「100まで持っていけると思う」と、万全の状態で送り出せる自信を見せました。最終追い切り(レース前の最後の調整)は、木曜の予定です。
幸英明騎手が語る西山オーナーとの絆
主戦の幸英明騎手(50)は、西山茂行オーナーの所有馬セイウンコウセイで2017年の高松宮記念を制し、その頃からプライベートでも付き合いが深くなったといいます。オーナーのことを「人との縁を大事にされていて、レースで失敗しても、継続で乗せていただける」と話しました。
背景にあるもの
屈腱炎から復活したラストランまでの道のり
セイウンハーデスは2023年の七夕賞で重賞初勝利を挙げた直後、右前脚に屈腱炎(脚の腱の病気)を発症しました。損傷率は22.5%と重く、世話をする千野智康助手も「当時はもう戻って来られないと本気で思った」と振り返ります。それでもオーナーは現役続行を決め、約1年5か月の休養を経て復帰。その後に重賞を2勝しています。
今年の毎日王冠は、鼻差の接戦を制しての優勝でした。レースの様子は毎日王冠2026の結果記事で、天皇賞(秋)をラストランに選んだ経緯はラストラン宣言の記事で振り返っています。
陣営それぞれのラストランへの思い
| 馬名・年齢 | セイウンハーデス(牡7歳) |
| 所属 | 栗東・橋口慎介厩舎 |
| 主戦騎手 | 幸英明 |
| 次走 | 天皇賞(秋)(11月1日・東京芝2000m) |
| 最終追い切り | 木曜の予定 |
関連記事:【西山茂行オーナー闘病記】WBC観戦での「運命の再会」が命を繋いだ――急性白血病公表への反響と不屈の決意
今後どうなるか
天皇賞(秋)後のセイウンハーデス
天皇賞(秋)がラストランのため、レース後は現役を退くことになります。千野助手は「大きなタイトルがあるのと、ないのでは引退後の余生も変わってくる」と話しており、陣営は最後に大きな勲章を贈りたいと考えています。
押さえておきたいポイント
- 天皇賞(秋)は11月1日、東京競馬場の芝2000mで行われます
- セイウンハーデスはこのレースがラストランです
- 橋口調教師は前走よりも状態が上がっていると話しています
- 最終追い切りは木曜の予定です
管理人のひとこと
大きなケガを乗り越え、オーナーさんの闘病も重なるなかで迎えるラストランには、胸がいっぱいになります。騎手、調教師、担当助手、そしてオーナーさんが同じ思いで送り出すのだと思うと、応援にも力が入ります。セイウンハーデスがいつも通りの姿で、最後まで元気に走り切ってくれることを願っています。
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