プルヴィナル(牝2歳、美浦・栗田徹厩舎)が、10月24日の第15回アルテミスステークス(G3)を制し、無傷の2連勝で重賞初勝利を飾りました。騎乗したC.ルメール騎手は、このレース史上最多となる3勝目です。
出来事の概要
アルテミスS2026のレース結果
東京競馬場の芝1600m(稍重)に13頭が出走し、単勝2.9倍の1番人気に推されたプルヴィナルは、序盤は後方で運びました。3コーナーから4コーナーにかけて外からまくり気味に進出し、直線の早い段階で先頭に立って押し切っています。勝ちタイムは1分35秒8でした。
2着は10番人気のローズサルーテ(小林美駒騎手)で、1.1/4馬身差です。そこからさらに1.1/4馬身差の3着に、3番人気のシティオブドリーム(横山典弘騎手)が入りました。2番人気のリスグロワールは8着でした。
ルメール騎手が語ったプルヴィナルの強さ
ルメール騎手は「強い馬ですね」と評価しました。2戦目でゲートの中が少し緊張したため、スタートが決まらず後ろの位置になったものの、スローペースだったため大外から位置を上げる作戦に切り替えたそうです。馬もリラックスしていたといいます。馬体はデビュー戦から6キロ増え、パワーも増していました。「トップレベルにいけそう」と、将来への期待も口にしています。
背景にあるもの
血統と半姉ククナの悔しさを晴らす勝利
プルヴィナルは父モーリス、母クルミナル(母の父ディープインパクト)という血統です。母クルミナルは2015年の桜花賞で2着、オークスで3着に入った実績馬でした。さらに、2020年にこのレースで2着だった半姉ククナの悔しさを晴らす勝利にもなりました。
デビュー戦は9月19日の中山1800mの新馬戦で、1番人気に応えて快勝しています。ルメール騎手はその時も「全部が良かった」と絶賛していました。レース前の陣営のコメントは、プルヴィナルがアルテミスS2026へ万全 栗田調教師「賞金を加算したいです」で紹介しています。
アルテミスS上位馬を整理
| 1着 | プルヴィナル(牝2歳・美浦・栗田徹厩舎、1番人気) |
| 2着 | ローズサルーテ(牝2歳・美浦・松永康利厩舎、10番人気) |
| 3着 | シティオブドリーム(牝2歳・栗東・昆貢厩舎、3番人気) |
| 勝ちタイム | 1分35秒8(東京・芝1600m・稍重) |
今後どうなるか
プルヴィナルの次走と距離の見通し
プルヴィナルの次走は、現時点で発表されていません。ルメール騎手は「距離は延ばしてみてもいい」と話す一方、「まだ2歳なのでマイルはちょうどいい」とも語っています。2歳牝馬の大一番としては12月に阪神ジュベナイルフィリーズがありますが、陣営からの目標の発表を待ちたいところです。
押さえておきたいポイント
- プルヴィナルは新馬戦に続く2連勝で、重賞初制覇を飾りました
- ルメール騎手はアルテミスS史上最多の3勝目で、2023年チェルヴィニア、2024年ブラウンラチェットに続く勝利です
- 母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着の実績馬です
- 次走は未発表ですが、ルメール騎手は伸びしろに言及しています
管理人のひとこと
後方からの大まくりで勝つ姿は、2戦目とは思えない落ち着きと迫力で、見ていて鳥肌が立ちました。お母さんの桜花賞2着の無念や、お姉さんの悔しさがつながったような勝利で、血統のドラマも感じます。栗田先生もルメール騎手も手応えは十分のようですので、この先の成長をじっくり見守っていきたいです。
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