フォーエバーヤングをモチーフにした『ウマ娘 プリティーダービー』のラッピング馬運車が完成し、10月15日に滋賀県栗東市でお披露目会が開かれました。現役の競走馬がデザインされた馬運車は史上初とされ、11月中旬ごろの運行開始を目指しています。管理する矢作芳人調教師は「自分の分身みたいな感じ」と喜びを語りました。
出来事の概要
フォーエバーヤングの「ウマ娘」馬運車がお披露目
お披露目会の会場は、栗東トレセン近くにある東海馬匹輸送株式会社の栗東支店です。馬運車とは、競走馬をトレセンや競馬場、牧場などへ運ぶための専用トラックのこと。今回の車体には、ゲーム・アニメ作品『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するフォーエバーヤングのキャラクターが大きく描かれています。会には矢作芳人調教師と主戦の坂井瑠星騎手らが出席し、坂井騎手は運転席に乗り込むなど、終始楽しそうな様子だったそうです。
矢作芳人調教師「ドクターイエローのように」
実物を初めて目にした矢作師は、「これぐらいインパクトがないと」と派手なデザインに満足した様子でした。さらに、見ると幸せになると言われる新幹線の点検車両になぞらえ、「ドクターイエローのように」ファンにとっての幸運のアイテムになってほしいと期待を寄せています。輸送会社が競馬ファンに向けた取り組みをしてくれたことへの感謝も口にし、これをきっかけに競馬の楽しさが広がることを願っていました。坂井騎手も「凄く目立つと思う」と話し、フォーエバーヤングに興味を持ってもらうきっかけになればと笑顔を見せました。高速道路で見かけてもよそ見をしないように、とユーモアを交えた呼びかけもあったそうです。
背景にあるもの
輸送会社の恩返しから生まれた企画
この馬運車は、矢作調教師と長年の付き合いがある東海馬匹輸送が、日頃の感謝を込めて約1年前に発案したものです。デザイン面では『ウマ娘』を手がける株式会社Cygamesが協力しました。同社は、馬運車を通して競馬の魅力を届ける「競馬文化への挑戦」に取り組んでいます。これまでにも引退した名馬の名前が付いた馬運車はありましたが、現役馬は初めてとのこと。英字の先端を矢作師にちなんで矢印の形にしたり、坂井騎手の名前「瑠星」から星マークを入れたりと、関係者ならではの遊び心も細部に込められています。
ラッピング馬運車を整理
| モチーフ | フォーエバーヤング(牡5、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール) |
| デザイン | 『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクター(Cygames協力) |
| 発案・運行 | 東海馬匹輸送株式会社 |
| お披露目 | 10月15日、滋賀県栗東市の同社栗東支店 |
| 運行開始 | 11月中旬ごろを目指す(内部の最終調整中) |
今後どうなるか
帰国するフォーエバーヤングとの「コラボ」に期待
フォーエバーヤングは国内外でG1を5勝している日本のダート界の大黒柱で、現在は米国遠征中です。9月にはジョッキークラブGCを快勝し、ブリーダーズカップ・クラシックの連覇を目指しています。東海馬匹輸送の加藤大己専務は、フォーエバーヤングが帰ってくる頃に間に合えばと話しており、遠征から戻った本馬をこの馬運車が出迎えるプランもあるそうです。自分がデザインされた車に本馬が乗る、という夢のような共演が実現するかもしれません。
関連記事:フォーエバーヤング、ラストシーズンは米国ダート路線に専念
押さえておきたいポイント
- 現役馬をデザインしたラッピング馬運車は史上初
- 『ウマ娘 プリティーダービー』のフォーエバーヤングが車体に描かれ、Cygamesがデザインに協力
- 運行開始は11月中旬ごろが目標で、米国からの帰国時に出迎える案もある
- 矢作調教師は「見たら幸せになる」幸運のアイテムになることを期待
管理人のひとこと
馬を運ぶトラックにその馬自身が描かれているなんて、なんとも粋な企画ですね。矢印や星マークなど、厩舎と騎手への愛情が詰まったデザインに、作り手の温かさを感じました。遠征を終えたフォーエバーヤングが、自分の姿が描かれた馬運車で栗東へ帰ってくる日が来たら、想像するだけで胸が熱くなります。高速道路でばったり出会えたらラッキーですが、運転中の方はくれぐれも安全第一で楽しみましょう。
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