ノットゥルノが現役を引退し、種牡馬入りすることになりました。JRAは10月15日、2022年のジャパンダートダービーを武豊騎手とのコンビで制したノットゥルノ(牡7歳、美浦・中舘英二厩舎)の競走馬登録を抹消したと発表しました。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定です。
出来事の概要
ノットゥルノが競走馬登録を抹消
競走馬登録の抹消とは、競走馬として出走するための登録を外すことで、いわゆる「引退」の正式な手続きにあたります。ノットゥルノは父ハーツクライの7歳牡馬で、ジャパンダートダービー(Jpn1)を含めて交流重賞を3勝した実績の持ち主です。交流重賞とは、JRA所属馬と地方競馬所属馬が一緒に出走できる重賞のことです。
最後のレースとなったのは、7月の帝王賞(Jpn1)でした。ここで3着に入ったのを最後に、競走生活に区切りをつけることになりました。通算成績は26戦5勝で、そのうち地方競馬での成績は18戦3勝。総獲得賞金は2億9295万円にのぼり、そのうち2億7190万円を地方競馬で稼ぎ出しました。
引退後は新ひだか町のレックススタッドへ
引退後の行き先は、北海道新ひだか町にあるレックススタッドです。種牡馬とは、子どもを残すための父馬のことで、現役時代の成績や血統が評価されて種牡馬入りが決まります。ダートの大舞台で結果を残してきたノットゥルノが、今度は父として次の世代へ力を伝える立場になります。
背景にあるもの
ノットゥルノは武豊騎手とジャパンダートダービーを制覇
ノットゥルノのデビューは2021年12月で、初戦は芝のレースで4着でした。その後ダートに路線を変えると、3戦目で初勝利を挙げます。そして2022年、3歳ダートの頂点を争うジャパンダートダービーに武豊騎手とのコンビで挑み、見事に優勝しました。
ジャパンダートダービーは大井競馬場のダート2000mで行われていた3歳馬の大一番で、現在はジャパンダートクラシックと名前を変え、3歳ダート三冠の最終戦として行われています。その後も地方の交流戦線を中心に走り続け、2024年には名古屋グランプリ(Jpn2)と佐賀記念(Jpn3)を勝つなど、息の長い活躍を見せました。
ノットゥルノの主な実績を整理
| 血統・所属 | 父ハーツクライ、牡7歳・美浦・中舘英二厩舎 |
| 主な勝ち鞍 | 2022年ジャパンダートダービー(Jpn1)、2024年名古屋グランプリ(Jpn2)、佐賀記念(Jpn3) |
| 通算成績 | 26戦5勝(うち地方18戦3勝) |
| 総獲得賞金 | 2億9295万円(うち地方2億7190万円) |
| ラストラン | 7月の帝王賞(Jpn1)3着 |
今後どうなるか
種牡馬ノットゥルノとしての第2の馬生
今後はレックススタッドで種牡馬としての生活が始まる予定です。獲得賞金の大半を地方競馬で稼いだことからもわかるように、ノットゥルノは地方の交流重賞を舞台に力を発揮してきました。芝で走り始めながら、ダートで頂点に立ったという経歴も特徴的です。
ラストランとなった帝王賞は、ミッキーファイトが連覇を果たした一戦でした。その舞台で3着に入ったように、7歳になっても上位争いができる力を保ったままの引退となります。その子どもたちが競馬場に姿を見せるのは、まだ数年先のことです。
押さえておきたいポイント
- ノットゥルノは10月15日に競走馬登録を抹消し、現役を引退
- 2022年のジャパンダートダービーを武豊騎手で制するなど交流重賞3勝
- ラストランは7月の帝王賞で3着、通算26戦5勝
- 今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りの予定
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管理人のひとこと
芝でデビューして、ダートに替わってから一気に花開いたノットゥルノ。武豊騎手とつかんだジャパンダートダービーの勝利は、今も印象に残っています。7歳になっても帝王賞で3着に食い込むなど、最後まで力のある走りを見せてくれました。長いあいだ本当にお疲れさまでした。これからは父として、たくましいダート馬を送り出してくれることを楽しみに待ちたいと思います。
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