大井の夜に響いた、盤石の連覇劇
2026年7月1日(水)、大井競馬場のダート2000メートルで行われた第51回帝王賞(JpnI)は、単勝1.7倍の圧倒的支持を集めた1番人気のミッキーファイトが、危なげない横綱相撲で勝利しました。これにより同馬は、2022年・2023年のメイショウハリオ以来となる史上2頭目の連覇を達成しています。
レースの流れ
戸崎圭太騎手を鞍上に迎えたミッキーファイトは、ゲートを落ち着いて出ると早めに先頭へ。折り合いも良く、リズムに乗ったまま直線までペースを維持し、後続を突き放して押し切りました。2着には地元の強豪・アウトレンジが2年連続の2着、ラモス氏が推していたディクテオンが3着に入線しています。
| 着順 | 馬名 | 騎手 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1着 | ミッキーファイト | 戸崎圭太 | 史上2頭目の連覇、JpnI・3勝目 |
| 2着 | アウトレンジ | ― | 2年連続2着 |
| 3着 | ディクテオン | ― | 地元勢の意地 |
戸崎騎手のコメント
戸崎圭太騎手は勝利後、次のように振り返りました。
「ゲートの中も大人しくてスタートも早かったので、あの位置でスムーズな競馬ができたと思います。リズムも良かったので少し早めに先頭に立ったんですけど、この馬の力であれば押し切るだろうと思って仕掛けていきました」
かつてクリストフ・ルメール騎手が手綱を取っていた時期を経て、再びコンビを組んだ戸崎騎手は「またこうやって改めて乗せていただいて成長も感じていますし、先々楽しみだなと思っています」と、馬への信頼をにじませています。
管理人のひとこと
帝王賞という舞台で連覇を達成するのは、決して簡単なことではありません。1年前と同じ立場でファンやライバルからの厳しいマークを受けながら、それでも同じ結果を出し続けるというのは、馬の地力はもちろん、陣営の管理と騎手との信頼関係が積み重なって初めて成し得ることだと思います。
思い返せば、地方競馬のダート王者が中央馬を退けて連覇を果たした例は、フリオーソやオメガパフュームなど、いずれも「時代を作った」名馬たちでした。戸崎騎手が「フリオーソ以来」と口にしたのも印象的で、大井の砂を知り尽くした騎手だからこそ出てくる言葉だったのでしょう。ミッキーファイトがこの先、地方競馬のダート王道をどこまで歩んでいくのか、楽しみに見守りたいと思います。

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