レガレイラが天皇賞(秋)2026に向かうことになり、鞍上には岩田望来騎手を迎えて初めてのコンビで挑みます。昨年制したエリザベス女王杯ではなく、右手前での走りの良さを生かせる左回りの東京を選んだ形です。この記事では、ローテーション選択の理由と左回りでの過去成績、最近の調整ぶりを整理します。
出来事の概要
レガレイラはエリザベス女王杯ではなく天皇賞(秋)へ
レガレイラ(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)の次走が、11月1日の天皇賞(秋)(G1・東京芝2000m)に決まりました。所属するサンデーサラブレッドクラブが10月10日に発表したものです。前走は9月20日のオールカマー(G2)で4着でした。
レガレイラは昨年のエリザベス女王杯を勝っており、牝馬同士のG1で連覇を狙う選択肢もありました。それでも陣営が選んだのは、牡馬の一線級が集まる秋の盾です。理由として挙げられたのが「右手前での走りがいい」という現在の状態でした。
天皇賞(秋)は岩田望来騎手と初コンビ
10月19日には、天皇賞(秋)で岩田望来騎手(栗東・フリー)が騎乗することも同クラブから発表されました。レガレイラにとって、岩田望来騎手とのコンビはこれが初めてです。ネットケイバが10月16日に公開した想定騎手の段階では、レガレイラの鞍上は空欄のままでした。
岩田望来騎手は、8月の新潟記念を同じサンデーサラブレッドクラブのゾロアストロで制していました。そのゾロアストロは10月10日に天皇賞(秋)を見送ることが発表されています。
背景にあるもの
レガレイラは左回りで未勝利、右回りで全5勝
「手前」とは、走るときに前に出す脚が左右どちらかを指す言葉です。一般に左回りのコースでは、直線に入ると右手前に替えて走るとされ、直線の長い東京は右手前で走る時間が長くなります。右手前を得意とする今のレガレイラには合う舞台、という見立てです。
ただ、これまでの成績を見ると左回りの経験はわずかです。デビューから14戦のうち左回りは3戦だけで、2戦目のアイビーS(3着)、日本ダービー(5着)、中京で行われたローズS(5着)と、いずれも勝てていません。ホープフルS、有馬記念、エリザベス女王杯のG1・3勝を含む全5勝は、すべて右回りで挙げたものです。
レガレイラの現状を整理
| プロフィール | 牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード |
| 主な実績 | G1・3勝(2024年有馬記念、昨年のエリザベス女王杯など) |
| 前走 | オールカマー4着 |
| 左回りの成績 | 3戦して3着、5着、5着 |
| 次走・鞍上 | 11月1日 天皇賞(秋)・岩田望来騎手(初騎乗) |
今後どうなるか
帰厩後は順調、天皇賞(秋)へ2週前追い切り
オールカマーの後、レガレイラは福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出て、10月11日に美浦トレセンへ戻りました。10月15日にはWコース(ウッドチップを敷いた調教コース)で2週前追い切りを行い、5ハロン69秒9、ラスト1ハロン12秒2の時計を出しています。秋初戦のオールカマーへ向けた始動時の様子と見比べると、ひと叩きされた上積みにも注目が集まりそうです。
天皇賞(秋)の斤量は牝馬のため56キロで、牡馬より2キロ軽く出走できます。ほかの登録馬と想定騎手は天皇賞(秋)2026の登録馬17頭をまとめた記事で確認できます。
押さえておきたいポイント
- レガレイラはエリザベス女王杯ではなく天皇賞(秋)へ進む
- 選択の理由は「右手前での走りがいい」ことと、左回りの東京という舞台
- 鞍上は岩田望来騎手で、コンビ結成は初めて
- 左回りは3戦未勝利で、G1・3勝を含む全5勝は右回り
管理人のひとこと
女王杯の連覇ではなく、あえて牡馬の強豪がそろう秋の盾へ。この決断には、陣営がレガレイラの今の充実ぶりに手応えを感じていることがにじんでいるように思います。左回りは勝ち星がないぶん、ここで結果を出せば新しい一面を見せてくれることになります。岩田望来騎手との初タッグがどんな走りにつながるのか、当日を楽しみに待ちたいです。
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