サウジアラビアロイヤルカップ2026は、3番人気のアゴルディーノが直線で外から差し切って優勝しました。父エフフォーリアにとってはこれが産駒のJRA重賞初勝利となり、記念すべき1勝となりました。
出来事の概要
サウジアラビアRC2026はアゴルディーノが外から差し切りV
10月10日、東京競馬場の芝1600mで第12回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII)が11頭立てで行われました。横山和生騎手が騎乗したアゴルディーノ(牡2、美浦・中舘英二厩舎)は、道中は後方3番手でじっくりと構え、直線で外へ持ち出すと一気に脚を伸ばしました。最内から先に抜け出していた6番人気サトノハクマイをゴール前でとらえ、クビ差で先着しています。勝ちタイムは1分34秒4(良)でした。
2着サトノハクマイから1馬身差の3着には1番人気フィリオソラーレが入り、2番人気ベルウッドディープは5着でした。
横山和生騎手「この馬のセンスには頭が下がります」
レース後の横山和生騎手は、以前この馬を管理していた亡き田村調教師への感謝を口にし、そのスタッフと一緒に勝てた喜びからガッツポーズが自然に出たと振り返りました。スタートについては「もう少し出てほしかった」と本音をのぞかせつつ、信頼関係を土台に慌てず運び、ルメール騎手の馬を見ながら進めたと説明しています。さまざまな条件で結果を出す点を評価し「この馬のセンスには頭が下がります」と称えました。
背景にあるもの
エフフォーリア産駒初のJRA重賞制覇
アゴルディーノは父エフフォーリア、母モルトフェリーチェ、母の父ディープインパクトという血統です。エフフォーリアは現役時代に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念を制した2021年度の年度代表馬で、当時の主戦は横山武史騎手でした。その産駒の重賞初勝利を、兄の横山和生騎手が手綱を取って挙げたことになります。
アゴルディーノ自身は新馬戦を勝ち上がったあと、2戦目のコスモス賞で2着に敗れていました。今回は差す形で結果を出し、3戦2勝で重賞初制覇となりました。前走の舞台はデアグランツがデビュー2連勝を飾ったコスモス賞です。
サウジアラビアRC2026の上位を整理
| 1着 | アゴルディーノ(3番人気・横山和生騎手) |
| 2着 | サトノハクマイ(6番人気・戸崎圭太騎手)クビ差 |
| 3着 | フィリオソラーレ(1番人気・C.ルメール騎手)1馬身差 |
| 勝ちタイム | 1分34秒4(良) |
| 勝ち馬の血統 | 父エフフォーリア、母モルトフェリーチェ(母の父ディープインパクト) |
今後どうなるか
2着・3着馬にも次につながる手応え
敗れた馬の陣営からも前向きな声が出ています。2着サトノハクマイの戸崎圭太騎手は、直線で狭いところに入ってしまったと振り返り、スムーズならもっと良い結果だったと話しました。1番人気で3着のフィリオソラーレについて、C.ルメール騎手は前半に引っかかりながらもラスト300mはよく伸びたとし「能力があります。重賞レベルです」と評価しています。同馬の参戦の経緯はフィリオソラーレのサウジアラビアロイヤルC参戦を伝えた記事でも紹介しました。
アゴルディーノの次走は現時点で発表されていません。横山和生騎手は「このまま無事に順調に行ってほしい」と話しており、2歳戦線の主役候補として陣営がどこを目標に選ぶのかが注目されます。
押さえておきたいポイント
- サウジアラビアRC2026は3番人気アゴルディーノが後方から差し切り、重賞初制覇
- 父エフフォーリアにとって産駒のJRA重賞初勝利
- 2着は6番人気サトノハクマイ、1番人気フィリオソラーレは3着
- アゴルディーノの次走は未発表。今後の発表に注目
管理人のひとこと
エフフォーリアの子どもが重賞を勝つ日を心待ちにしていたので、本当にうれしい1勝でした。しかも父の主戦だった横山武史騎手の兄、和生騎手の手綱というのがまた胸に響きます。亡き田村先生への思いを語るコメントにもじんときました。後方から外を回して突き抜ける姿はとても頼もしく、この先どんな舞台で走るのか、無事に成長していく姿を見守りたいと思います。
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