9月21日、阪神競馬場で行われた神戸新聞杯(GII)は、二冠馬ロブチェンが鼻差の接戦を制しました。手綱を取った松山弘平騎手は、この日すでにJRA年間100勝を達成しており、勢いに乗った一日となりました。
出来事の概要
鼻差の接戦、二冠馬が貫録の一冠
阪神競馬場・芝2400mで行われた神戸新聞杯(GII・菊花賞トライアル)。1番人気に支持された二冠馬ロブチェン(松山弘平騎手)が、直線で内から鋭く伸びたアルトラムス(岩田望来騎手)をハナ差で退け、秋初戦を白星で飾りました。
松山弘平騎手、同日に年間100勝も達成
この日、松山騎手は阪神10Rでジョイボーイに騎乗して1着となり、7年連続7回目となるJRA年間100勝を達成していました。その勢いのまま挑んだ神戸新聞杯でも、皐月賞・日本ダービーを制した二冠馬を大舞台で勝利に導いています。
背景にあるもの
岩田望来騎手「ようやくはまったのはゴール前」
2着に惜敗したアルトラムスに騎乗した岩田望来騎手は、レース後「リズム良く進めることができましたが、最後スピードに乗ったところで進路が取れず、ようやくはまったのはゴール前でした」と悔しさをにじませました。それでも「二冠馬に劣らない強い競馬をしてくれました」とパートナーを称賛し、力の接近を印象づける結果となりました。
神戸新聞杯 上位2頭のまとめ
| 1着 | ロブチェン(松山弘平騎手) |
| 2着 | アルトラムス(岩田望来騎手) |
| 着差 | ハナ差 |
| 次走想定 | ともに菊花賞(10月25日・京都) |
今後どうなるか
菊花賞へ、三冠か阻止か
ロブチェンは次走、10月25日の菊花賞(京都・芝3000m)でクラシック三冠に挑む見通しです。一方のアルトラムスを管理する野中師も、今回の走りを受けて「これなら菊花賞もアリかな」と距離延長への手応えを口にしており、京都の舞台での再戦に注目が集まります。2400mから600m延びる舞台で、どちらが底力を発揮するのかが最大の焦点になりそうです。
押さえておきたいポイント
- 神戸新聞杯は二冠馬ロブチェンがハナ差で優勝
- 松山弘平騎手はこの日JRA年間100勝を達成
- 2着アルトラムスは僅差の競馬で菊花賞に望みをつなぐ
- 両頭ともに次走は10月25日の菊花賞が有力
管理人のひとこと
一頭の馬が勝つ裏側には、いくつものドラマが重なっているのだと改めて感じさせられるレースでした。松山弘平騎手にとっては、自身の節目である年間100勝と、二冠馬を次のクラシックへ導く大仕事が同じ日に重なったわけです。祝福ムードの中でも気を緩めず結果を出し切るあたりに、トップジョッキーの凄みを感じます。そしてハナ差で敗れたアルトラムス陣営にも、決して沈んだ空気はありません。悔しさの中に確かな手応えを見出す競馬というスポーツの奥深さを、あらためて教えてくれる一戦だったのではないでしょうか。菊花賞での再戦が、今から楽しみです。
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