「障害界の絶対王者」と呼ばれた名馬に、大きな栄誉が贈られることになりました。JRAは7月26日、2026年秋季競馬番組の概要を発表し、12月の中山大障害がオジュウチョウサンの顕彰馬選定を記念したレースとして実施されることが明らかになりました。
JRAが発表した記念企画の中身
中山大障害がオジュウチョウサンメモリアルに
12月26日、中山競馬場で行われる中山大障害(J・GⅠ、芝4100メートル)は、今年「顕彰馬選定記念 オジュウチョウサンメモリアル」として実施されます。オジュウチョウサンにとって、2022年の中山大障害・J・GⅠ(6着)が現役最後のレースだっただけに、思い入れの深い舞台での記念開催となります。
41年ぶりの障害馬顕彰
オジュウチョウサンは2026年、JRA顕彰馬に選出されました。障害競走馬としての選出は、1985年のグランドマーチス以来実に41年ぶりのこと。平地の名馬たちに比べて選出の機会が少ない障害馬にとって、これは極めて大きな栄誉といえます。
絶対王者オジュウチョウサンの軌跡
史上最多のJG1・9勝
| JG1勝利数 | 史上最多となる9勝 |
| 障害重賞勝利数 | 15勝(史上最多) |
| 障害重賞連勝 | 13連勝 |
| 障害・平地通算連勝 | 11連勝 |
| 現役最後のレース | 2022年 中山大障害(6着) |
数々のJRA記録を打ち立てた存在
障害重賞13連勝、障害と平地を通じた11連勝というJRA記録は、いずれもオジュウチョウサンが打ち立てたもの。長年にわたり障害戦線のトップに君臨し続け、まさに「絶対王者」の名にふさわしい戦績を積み重ねてきました。
あわせて発表されたレジェンド記念競走
国枝栄元調教師と蛯名正義元騎手
今回の秋季競馬番組発表では、国枝栄元調教師(現・調教厩務員)と蛯名正義元騎手(現・調教師)が顕彰者に選定されたこともあわせて発表されました。両氏はともに長年にわたりJRAを支えてきた功労者です。
11月23日、東京で実施
この選定を記念し、11月23日には東京競馬場で「レジェンドトレーナーC」「レジェンドジョッキーC」が実施される予定です。秋のG1シーズンに向けて、競馬ファンにとって記念すべき企画が続くことになりそうです。
管理人のひとこと
オジュウチョウサンといえば、平地でも重賞を勝ちながら障害へ転向し、そこから障害界の頂点に君臨し続けた特別な存在でした。中山大障害で現役を退いてから数年、その功績が正式に顕彰馬という形で認められたことに、当時レースを見守っていたファンの一人としても感慨深いものがあります。障害競走はどうしても平地に比べて注目度が低くなりがちですが、オジュウチョウサンの活躍は多くの人に障害競走の魅力を伝えてくれました。12月のオジュウチョウサンメモリアルでは、きっと多くのファンがあの跳躍を思い出しながらレースを見守ることでしょう。改めて、お疲れ様でした。
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