5月24日(日)に東京競馬場で行われた第87回オークス(GI・芝2400m)で、1番人気の桜花賞馬スターアニスが衝撃の12着大敗を喫しました。スタンド前発走で気が入りすぎた影響が最後まで尾を引き、直線では全く伸びを欠く結果に。松山弘平騎手と高野友和調教師がレース後に率直なコメントを残しました。
レース結果(上位入線)
| 着順 | 馬名 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 1着 | ジュウリョクピエロ | 今村聖奈 | 5番人気 |
| 2着 | ドリームコア | C.ルメール | — |
| 3着 | ラフターラインズ | D.レーン | — |
| ・・・ | |||
| 12着 | スターアニス | 松山弘平 | 1番人気 |
松山弘平騎手のコメント——「最後まで持たせることができなかった」
「スタンド前発走でいつもより少し気が入っていたし、スタートから前向きさが勝ってしまっている感じだった。その分、最後まで持たせることができなかった。申し訳ないです」
スターアニスはまずまずのスタートから4番手を追走。しかし道中で首を上げ、掛かり気味に追走する場面が続きました。直線を向いても手応えなく、上位争いに加われないまま12着でゴール。オークス前のインタビューで松山騎手が「正直、距離は…」と漏らしていた通り、2400mへの適性が最大のネックとなった可能性があります。
高野友和調教師のコメント——「調教師として申し訳ない」
「厩舎の調整がオークスに対応するところまでいけていなかった、という反省です。おそらく経験したことのないラップで、それでも対応できるようにしてきたんですけど、そうはならなかったです。調教師として申し訳なく思います」
高野調教師の言葉には悔しさと誠実さが滲みます。スターアニスは阪神JF(2024年)からG1を2勝し、今年のオークスで3連勝&G1・3勝目を狙っていましたが、「経験したことのないラップ」への対応が間に合いませんでした。
スターアニスのG1戦績
| レース | 開催日 | 着順 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 阪神JF(GI)2024年 | 2024年12月 | 1着 | 松山弘平 |
| 桜花賞(GI)2026年 | 2026年4月 | 1着 | 松山弘平 |
| オークス(GI)2026年 | 2026年5月24日 | 12着 | 松山弘平 |
ファンの反応——「血統には抗えんか」「今後どうするんや」
SNSでは「まさか…」「血統には抗えんか」「今後どうするんや」と嘆く声が相次ぎました。スターアニスの父・サートゥルナーリアは中距離馬で、2400mへの対応に疑問を持つファンも少なくありませんでした。
一方で「秋に真価を発揮してほしい」「短距離・マイル路線に戻れば必ず活躍する」と温かい声援も多く、秋のヴィクトリアマイルや短距離G1路線での巻き返しを期待する声が大きく上がっています。
秋への期待——スターアニスが輝く舞台はマイル以下か
スターアニスの最大の武器は桜花賞でも見せた卓越したスピードと折り合いの良さ(マイル以下)にあります。オークスでは距離と発馬位置(スタンド前)が重なり不完全燃焼となりましたが、秋の府中牝馬ステークスやヴィクトリアマイル(来年)は絶好の舞台となるでしょう。
管理人のひとこと
競馬には「1番人気が大敗する衝撃」というドラマがあります。かつて2003年オークスで桜花賞馬スティルインラブが2着に敗れたこと、あるいは2011年有馬記念でオルフェーヴルが3着に沈んだことが記憶に残る方も多いでしょう。しかし翌年、オルフェーヴルは凱旋門賞でほぼ完璧なレースをしてみせました。
スターアニスが12着という結果は、ファンの心を引き裂くものでした。でもこの馬の本質はマイル以下にある——そう感じさせる敗戦でもありました。秋の舞台で必ずや巻き返しを見せてくれると信じています。松山弘平騎手の「申し訳ないです」という言葉が、この馬への愛情の深さを物語っています。

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