一頭の功労馬が、静かに競馬の歴史にひとつの区切りをつけました。存命の最高齢JRA平地重賞勝ち馬として知られていたテイエムオオアラシが、33歳でその生涯を閉じました。
訃報の概要
いつ、どこで何があったか
8月2日、鹿児島市の乗馬施設「あさひが丘乗馬倶楽部シュバル」で余生を送っていたテイエムオオアラシ(牡)が息を引き取りました。33歳という、競走馬としては大往生といえる長寿でした。
最高齢という肩書きの重み
テイエムオオアラシは、現役を退いた後も長く存命し続け、いつしか「存命の最高齢JRA平地重賞勝ち馬」という肩書きを背負う存在になっていました。長く生きるほど、その存在自体がファンにとって特別な意味を持つようになります。
現役時代の実績
重賞3勝の軌跡
| カブトヤマ記念 | 1997年 |
| 福島記念 | 1997年 |
| 小倉記念 | 1998年 |
中距離重賞での存在感
父セクレファスターを持つテイエムオオアラシは、中距離重賞戦線で確かな足跡を残しました。1997年にカブトヤマ記念、福島記念を制し、翌98年には小倉記念も勝利。重賞3勝という実績は、当時の中堅どころとして高く評価されるものでした。
功労馬としての晩年
鹿児島での穏やかな余生
引退後は繁殖入りすることなく、功労馬として鹿児島県鹿児島市の乗馬施設で余生を過ごしていました。競走馬時代とは違う、穏やかな時間を長く積み重ねてきたことになります。
押さえておきたいポイント
- 1997年カブトヤマ記念、福島記念を制覇
- 1998年には小倉記念も勝利し重賞3勝
- 存命最高齢のJRA平地重賞勝ち馬として知られていた
- 8月2日、33歳で死去
管理人のひとこと
33年という歳月は、人間で言えばゆうに100歳を超える長さです。テイエムオオアラシがカブトヤマ記念や福島記念を勝ち上がった1990年代後半は、まだ多くの競馬ファンにとって記憶に新しい時代でしょう。当時のレースを見ていた人が、今この訃報を聞いたら、若かりし日の自分自身と重ね合わせるかもしれません。重賞を勝った馬のすべてが天寿を全うできるわけではないからこそ、こうして功労馬として穏やかな晩年を送れたことは、それ自体がひとつの幸せだったのだと思います。安らかに眠ってほしいと、心から願います。
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