福島県出身の調教師が抱く、地元での初重賞制覇という夢
2026年7月12日、福島競馬場・芝2000メートルで行われる第62回七夕賞(GIII)。この一戦に、栗東・高野友和調教師が特別な思いを寄せています。管理馬オールナット(牡5、父サトノダイヤモンド)とともに、福島県出身の自身にとって「地元での重賞初制覇」という目標に挑みます。
レース基本情報
| レース名 | 第62回七夕賞(GIII・芝2000m) |
| 開催予定 | 2026年7月12日(日) 福島競馬場 |
| 登録頭数 | 20頭(フルゲート16頭) |
| 注目馬 | オールナット(牡5・栗東、高野友和厩舎) |
「目標のひとつではあります」 高野師の率直な言葉
福島県出身の高野友和調教師は、地元開催での重賞制覇について「目標のひとつではあります」と語っています。派手な言葉ではありませんが、そこには地元への静かな思いがにじみます。
鼻出血からの巻き返しを期すオールナット
オールナットは昨年のチャレンジカップで重賞初制覇を果たした実力馬ですが、直近のレースでは日経新春杯13着、AJCC10着と苦戦。その要因の一つが鼻出血でした。しかし、7月1日に行われた栗東坂路調教では53秒2-12秒0という好時計をマークし、状態は上向いていると見られています。
他の注目想定馬
- カラマティアノス(想定騎手:岩田康誠) – 今年の中山金杯覇者
- ヤマニンブークリエ(想定騎手:横山典弘) – ネオムターフC・新潟大賞典で連続5着
- サヴォーナ(想定騎手:池添謙一) – 福島民報杯を制した実力馬
管理人のひとこと
調教師という職業は、生まれ育った土地を離れ、栗東や美浦のトレセンで馬たちと向き合う日々を送ることがほとんどです。だからこそ「地元での重賞制覇」という言葉には、単なる勝ち星以上の重みが宿ります。高野師にとって福島競馬場は、故郷への恩返しを果たす特別な舞台なのかもしれません。
そしてオールナットにとっても、鼻出血という目に見えにくい苦しみを乗り越えての一戦は、決して簡単な道のりではなかったはずです。馬という生き物は言葉を話しませんが、坂路で刻んだ好時計は、確かな回復のメッセージだったのではないでしょうか。地元の夏を彩る一戦で、師弟がどのようなドラマを描くのか、当日が待ち遠しく思います。

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