ゴーイントゥスカイが10月25日、京都競馬場で行われた菊花賞2026(第87回・GI・芝3000m)を制し、GI初制覇を果たしました。騎乗した武豊騎手は菊花賞6勝目で、自身が持つ同レースの最多勝記録を更新しています。
出来事の概要
ゴーイントゥスカイが接戦を制した菊花賞
ゴーイントゥスカイ(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎)は3番人気での出走でした。スタートを決めて中団のイン(内側)でじっくり脚をためると、直線では馬群のすき間を見つけて抜け出し、外から追い込んだ8番人気のバステールをハナ差でしのぎました。勝ちタイムは3分04秒5(良)です。さらに1馬身差の3着には2番人気のダノンヒストリーが入りました。
武豊騎手は「残り200メートルくらいで勝てるかもしれないと思いました」と手応えを振り返っています。ゴールの瞬間は勝敗がわからず、2着の川田将雅騎手が悔しがる様子を見て勝利を確信したそうです。
武豊騎手の菊花賞6勝目とコントレイル産駒のGI初勝利
武豊騎手(57歳)の菊花賞勝利は、1988年のスーパークリークから数えて6回目です。2019年のワールドプレミア以来の勝利で、これで単独の最多勝となりました。
この勝利には、血統面でも大きな意味があります。父コントレイルは2020年、父の父ディープインパクトは2005年に菊花賞を勝っており、史上初となる父子3代での制覇です。コントレイルにとっても、産駒のGI初勝利となりました。
背景にあるもの
ダービー4着からの巻き返しと上原佑紀調教師の初GI
ゴーイントゥスカイは春に青葉賞を勝ち、日本ダービーでは0.1秒差の4着と惜しい競馬をしていました。日本ダービー4着の悔しさを胸に迎えた秋は、初戦のセントライト記念で6着に敗れましたが、大一番で見事に立て直しました。通算成績は7戦3勝です。
管理する上原佑紀調教師(36歳)は、15回目のJRA・GI挑戦で初勝利を挙げました。グレード制が導入された1984年以降の菊花賞では、最年少での優勝調教師になります。
2着バステールと3着ダノンヒストリーの内容
惜しくも敗れた2着のバステール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)は、川田将雅騎手が「リズム良く競馬をしてくれました」と評価しています。枠順が決まった時点のバステールの陣営コメントと合わせて読むと、レースの見え方が変わってきます。3着のダノンヒストリーは、初めての3000mで力を出し切りました。
菊花賞2026の上位3頭を整理
| 勝ち馬 | ゴーイントゥスカイ(牡3歳・美浦・上原佑紀厩舎) |
| 騎手・人気 | 武豊騎手・3番人気 |
| 勝ちタイム | 3分04秒5(良) |
| 2着 | バステール(8番人気・栗東・斉藤崇史厩舎)ハナ差 |
| 3着 | ダノンヒストリー(2番人気・美浦・堀宣行厩舎)1馬身差 |
関連記事:ゴーイントゥスカイと武豊騎手が菊花賞2026へ「そういう菊花賞に持ち込みたい」
今後どうなるか
ゴーイントゥスカイの次走は未発表
ゴーイントゥスカイの次走は、現時点では発表されていません。クラシック最終戦を勝った3歳馬として、次にどのレースへ向かうのか、陣営の発表を待ちたいところです。武豊騎手は「秋、冬にかけて応援してください」と、これからの活躍も約束しています。
押さえておきたいポイント
- 菊花賞は皐月賞、日本ダービーに続くクラシック三冠の最終戦で、芝3000mの長距離戦です
- 武豊騎手は菊花賞6勝目で、単独の最多勝記録となりました
- ゴーイントゥスカイは、コントレイル産駒として初のGI勝ち馬です
- 上原佑紀調教師は、JRAのGIを初めて勝ちました
管理人のひとこと
雨が上がった京都で、ダービーの悔しさを晴らすような勝利でした。ユタカコールの中での武豊騎手の笑顔と、36歳で初めてのGIを手にした上原調教師の喜びが目に浮かびます。父子3代制覇という物語も含めて、競馬の奥深さを感じさせる一戦でした。ゴーイントゥスカイが次にどんな姿を見せてくれるのか、いまから楽しみです。
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